フロートリグ解説 釣り方・竿・リール・リーダーの長さまで詳しく紹介

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フロートリグタックル一覧表

スクロールできます

<フロート5g未満>
中通しタイプ
環付きタイプ

<フロート5g以上>
中通しタイプ
環付きタイプ

<フロート5g未満>
後付けタイプ
メイン
リーダー
太さ:8〜12ポンド
長さ:100〜200cm
太さ:8〜12ポンド
長さ:100〜200cm
太さ:4〜8ポンド
長さ:100〜200cm
ワーム側
リーダー
太さ:4〜8ポンド
長さ:60〜100cm
太さ:6〜10ポンド
長さ:60〜100cm
竿7ft以上
ルアーウェイト5g未満
8ft以上
ルアーウェイト5g以上
エギングロッドも可
7ft以上
ルアーウェイト5g未満
リール1000番〜2000番2500番〜3000番1000番〜2000番
リールに巻く
ライン
PE0.2号〜0.4号PE0.5号〜0.6号PE0.2号〜0.4号
フロートリグタックル一覧

フロートリグを作りたいけど、作り方が分からない。

竿やリールはどんなのがいい?

アジやメバルをフロートリグで釣ろうと思っても、作り方が分かりにくいですよね。

この記事で3種類のフロートリグの作り方と、フロートリグに適した竿・リール・ラインを解説します。

筆者自身、フロートの重さやラインの太さがよく分かりませんでしたが

10種類上のフロートを購入して5年以上フロートリグで釣りをした結果、最適な仕掛けの作り方が分かるようになりました。

フロートリグで周りの釣り人が狙っていないポイントを狙えるので、アジやメバルの釣果アップに繋がります。

この記事で必要な釣具と作り方を確認して、フロートリグで釣果アップを目指してください!

この記事を書いた人
さそり
  • 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
  • 明石近郊がホームグラウンド
  • 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
  • サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤

(@sasori1091)・(sasori_1091)

目次

フロートリグの種類と特徴

フロートリグとは?

フロートリグとは?

フロートと呼ばれるウキを使ったアジング・メバリング向けの仕掛けのこと。ジグヘッドだけの仕掛けよりも遠くに飛ばせるので、沖の潮目を狙ったり、砂浜から遠投したり、風が強い日でも釣りができるなどのメリットがあります。

3種類のフロート

スクロールできます
中通しタイプ
環付きタイプ
後付けタイプ

フロートの使い分け方

  • 中通しタイプ→初めてフロートを使う場合
  • 環付きタイプ→50m以上遠投して沖のポイントを狙う場合
  • 後付タイプ→ジグ単もフロートも1本の竿で釣りたい場合

筆者がフロートリグで初めてメバルを釣ったときは中通しタイプを使いました。

筆者

ジグ単より仕掛け作りの作業は多いですが、フロートリグは大物が釣れる確率がアップします。

「フロートの選び方から詳しく知りたい!」という釣り人はこちら。

フロートリグのメリット・デメリット

フロートリグのメリット
  1. 釣り方が簡単(数秒に1回リールを巻くだけ)
  2. 50m以上沖のスレてないメバルを狙える
  3. 大型が釣れる確率が上がる
  4. 表層にいる活性の高いメバルが釣れる
  5. 砂浜からでもメバルが釣れる
  6. 風が強い日でも釣りができる
フロートリグのデメリット
  1. 仕掛けを作る作業がめんどくさい
  2. 仕掛けが絡まりやすい
  3. キャストから回収まで時間がかかる

ジグ単に比べて、仕掛けを作る工程が多いのでめんどくさいですが、大型のメバルが釣れる確率が上がります。

デメリットは回数をこなすうちに慣れてきます。

慣れてしまえばメリットを感じるほうが大きくなりますよ。

筆者

メバル狙いの際、筆者は9割方フロートリグを使ってます。

フロートリグの釣り方はゆっくり巻くだけ

フロートリグの釣り方はとても簡単。

仕掛けを投げて、ゆっくり巻いてくるだけです。

フロートリグの釣り方
  1. 潮上に仕掛けをキャスト
  2. 1秒〜5秒間でリールのハンドルをを1回転
  3. 繰り返し

リールを巻く最適なスピードは日によって変わります。その日の速さを見つけるため、アタリがなかったらリールを巻くスピードを変えてみてください。

中通しタイプのフロートリグの作り方

仕掛けの作り方
  • リールに巻いたPEラインにメインリーダーを直結
  • メインリーダーにフロートを通して、スイベルに結ぶ
  • スイベルにワーム側リーダーを結ぶ
  • ワーム側リーダーの先にスナップを結ぶ
  • スナップにジグヘッドを付ける
  • 完成!!

リーダーの太さ・長さ

スクロールできます

フロート5g未満

フロート5g以上
メイン
リーダー
太さ:8〜12ポンド
長さ:100〜200cm
太さ:8〜12ポンド
長さ:100〜200cm
ワーム側
リーダー
太さ:4〜8ポンド
長さ:60〜100cm
太さ:6〜10ポンド
長さ:60〜100cm
メインリーダーを太く
ワーム側リーダーを細く

メインリーダーの太さ

メインリーダーよりもワーム側リーダーを細くして下さい。

メインリーダーを細くすると、リーダーが切れた時にフロートごと紛失するリスクが高くなります。

5g以上のフロートの場合は太めのリーダー

フロートが5g以上の場合は、リーダーは少し太めの組み合わせをおススメします。

リーダーの太さ(5g以上のフロート)
  • メインリーダー:10ポンド以上
  • ワーム側リーダー:6ポンド以上

少し太めのリーダーにすることで、キャストする時にリーダーが切れるリスクを少なくできます。

12ポンド(3号)であれば、20gのフロートをキャストしても切れません。

筆者が使っているメインリーダー

リーダーの長さ

リーダーの長さ
  • メインリーダー:100cm〜200cm
  • ワーム側リーダー:60cm〜100cm

ワーム側リーダーの長さは60cm〜100cmが目安です。

筆者

筆者は60cmで釣り始めて、釣れなければ100cmにしています。

メバルの活性が高い時は60cmのリーダーでも良くアタリました。

アタリがあっても乗らない時は、ワーム側リーダーを長くしてスローに巻いていると、ヒットする確率が上がる印象です。

筆者が使っているワーム側リーダーとスイベル

環付きタイプのフロートリグの作り方

仕掛けの作り方
  • リールに巻いたPEラインにメインリーダーを直結
  • メインリーダーをキャロフロートスイベルに結ぶ
  • キャロフロートスイベルにワーム側リーダーを結ぶ
  • ワーム側リーダーの先にスナップを結ぶ
  • スナップにジグヘッドを付ける
  • キャロフロートスイベルにフロートを付ける
  • 完成!!

管付きタイプのフロートは、キャロフロートスイベルの使用がおすすめ。

Fシステムよりも簡単に、短時間でフロートリグが作れます。

キャロフロートスイベル

キャロフロートスイベルの使い方はこちら

シャローフリークエクスパンダにも使えます

キャロフロートスイベルで大物を釣った釣行記

リーダーの太さ・長さ


<フロート5g以上>
環付きタイプ
メイン
リーダー
太さ:8〜12ポンド
長さ:100〜200cm
ワーム側
リーダー
太さ:6〜10ポンド
長さ:60〜100cm
メインリーダーは12lbだと安心

リーダーの太さ

リーダーの太さ
  • メインリーダー:8ポンド以上
  • ワーム側リーダー:6ポンド以上

環付きタイプのフロートは、ほとんどが5g以上。

そのため、リーダーは太めがおススメです。

中通しタイプ5g以上のフロートと同じで、細いリーダーはフルキャストすると切れるリスクがあります。

筆者

筆者はメインリーダーは常に12ポンド(3号)を使っています。

リーダーの長さ

リーダーの長さ
  • メインリーダー:100cm〜200cm
  • ワーム側リーダー:60cm〜100cm

リーダーの長さは中通しタイプと同じでOKです。

後付けタイプのフロートリグの作り方

仕掛けの作り方
  • リールに巻いたPEラインにメインリーダーを直結
  • リーダーの先にスナップを結ぶ
  • スナップにジグヘッドを付ける
  • リーダーにフロートを付ける
  • 完成!!
後付タイプのフロート
ソアレアウトシュート

リーダーの太さ・長さ


<フロート5g未満>
後付けタイプ
メイン
リーダー
太さ:4〜8ポンド
長さ:100〜200cm
メインリーダーは長め

リーダーの長さはジグ単より少し長く

リーダーの長さ
  • リーダーの太さ:4〜8ポンド
  • リーダーの長さ:100〜200cm

後付タイプのフロートを使う場合、リーダーの太さはジグ単と同じOK

リーダーの長さはジグ単より少し長い100〜200cmがおすすめ。

短いリーダーの場合、リーダーが切れるとジグヘッドから60cmの距離にフロートを付けられなくなります。

フロートをつける場所

フロートをつける位置
  • ジグヘッドから60cm〜80cmの距離

ジグヘッドから60cm〜80cmほど距離を取ってリーダーに付けてください。

80cmを超えるとジグヘッドまでの距離が長すぎてキャストしにくくなります。

使いやすい後付タイプのフロートはこちら

ソアレアウトシュートを使った釣行記はこちら

フロートリグに最適な竿・リール・ライン

フロートリグに適した竿・リール・ラインは、フロートの重さにより異なります。

  • パターン①:フロートが5g未満の場合
  • パターン②:フロートが5g以上の場合

フロートが5g以上の場合は、重さに耐えれる竿・リール・ラインを使わないと釣りができません。

筆者

専用のタックルが必要ですが、遠投できることで狙える範囲が広がります。

竿:専用竿かエギングロッド

フロートリグ用の竿
  • フロートが5g未満の場合
    ⇛7ft以上のアジングロッド・メバリングロッド
  • フロートが5g以上の場合
    ⇛8ft以上の専用竿かエギングロッド

フロートが5g未満の場合はジグ単で使っている竿でもフロートを使えます。

でも、フロートが5g以上の場合は専用ロッドがおすすめ。

価格はピンからキリまであるので、別記事にロッドの選び方を詳しく書きました。

筆者

価格別に紹介してるので、予算に合わせてロッドを選んでください。

あなたにおすすめのロッドを確認する。

エギングロッドはデメリットもあり

フロートが5g以上の場合、エギングロッドでも代用可能です。

筆者

ただし、専用竿ではないので釣りを楽しめないデメリットがあります。

エギングロッドとフロートリグ専用ロッドを比較した記事です。

実際にエギングロッドを使ってフロートリグでメバルを釣った釣行記です。

リール:2000番までor2500番

スクロールできます

フロート5g未満

フロート5g以上
障害物が
多い釣り場
リール番手
1000番〜2000番
ハイギア
リール番手
2500番〜3000番
ハイギア
障害物が
少ない釣り場
リール番手
1000番〜2000番
ノーマルギア
リール番手
2500番〜3000番
ノーマルギア
リールに巻く
ライン
PE0.2号〜0.4号PE0.5号〜0.6号
フロートリグ用
リールの基準

フロート5g未満であれば、ジグ単で使うリールと同じ1000番〜2000番のリールでOK

フロート5g以上の場合は、遠投できて大物がヒットしやすいので、太めのラインを巻ける2500番以上のリールが必須です。

フロート5g以上の場合のおすすめリール

予算1万円未満なら、23レガリスがおすすめ。

2000番のリールで5g以上のフロートは使えないのか?

結論

2000番のリールでも5g以上のフロートは使えます。ただしデメリットが多くなります。

2000番のリールで5g以上のフロートを使うデメリット
  • 大物がヒットすると、やりとりが大変
  • 根に潜られてバラすリスクが高くなる
  • 高切れすると釣り終了
  • 飛距離が落ちる

4,000円台のコスパ最強リール”クレストLT2000S”でシャローフリークF17.8gを使っても、24cmのメバルを釣り上げることもできます。

2000番のリールで5g以上のフロートを使った釣行記

ハイギアかノーマルギアどっちがおすすめ?

結論

ハイギアかノーマルギアか迷ったらハイギアがおすすめ。魚をバラす確率を減らせます。

ハイギアのリールを使うメリット・デメリット一覧

メリットデメリット
大物をバラす確率が減る
藻や沈み根から素早く引き離せる
仕掛けの回収が楽ちん
魚を素早く寄せてこれる
仕掛けをゆっくり巻きにくい
釣りを楽しむ時間が減る
リールが重くなる
ハイギアのリールをフロートリグで使う
メリット・デメリット

ハイギアのリールはメリットのほうが多いので、初めてフロートリグにチャレンジする場合はハイギアのリールがおすすめです。

魚を素早く障害物から遠ざけるなど、魚をゲットできる確率が上がります。

ただし、ハイギアは魚とやりとりする時間が短くなるので、魚の引きを楽しむ時間が少なくなりました。

筆者

どちらも使った結果、筆者はノーマルギアを使ってます。

ハイギアのリールを使った感想はこちら。

2000番のコスパ最強リールはこちら。

ライン:PEライン0.2号〜0.6号

スクロールできます

フロート5g未満

フロート5g以上
障害物多い1000番〜2000番
ハイギア
2500番〜3000番
ハイギア
障害物少ない1000番〜2000番
ノーマルギア
2500番〜3000番
ノーマルギア
リールに巻く
ライン
PE0.2号〜0.4号PE0.5号〜0.6号
フロートの重さで
推奨ラインは異なる

フロートが5g未満の場合、ラインに大きな負荷はかからないので細めのPEラインで大丈夫です。

しかしフロートが5g以上の場合は注意。

キャスト時にラインにかかる負荷が大きくなるので、PEライン0.5号以上を使ってください。

筆者

筆者はエギング用のPE0.6号を使っています。

風の強い日や沈めるフロートに有利。浮くフロートにもOK

0.6号200mで2,000円未満 フロートリグ対応でコスパ最強

5g以上のフロートを使う場合はエギング用のリールとPEラインをそのまま使ってOKです。

5g未満のフロートの場合、エギング用のPEライン(0.6号以上)は飛距離が出ないのでおすすめしません。

フロートリグ用ジグヘッド・ワーム

ジグヘッド:0.2g〜0.4g

0.2g〜0.4gのジグヘッドであれば、好きなジグヘッドを使ってOKです。

0.5g以上の重たいジグヘッドを使うと、早く沈んでしまうのでフロートリグのメリットが失われます。

最初はこれを使えば問題なくフロートリグが使えます。

筆者

ワームストッパーが付きで遠投してもワームがズレにくく、フロートリグ向きです。

フックサイズに注意

ジグヘッドの重さが同じでも、フック(針)のサイズを魚の大きさに合わせる必要があります。

フックサイズの違い

  • フックサイズ#6〜#8:大型のアジ、メバル狙い
  • フックサイズ#10〜#12:中・小型のアジ、メバル狙い
  • フックサイズ#14〜#16:豆アジ狙い
筆者

釣れる魚の大きさがわからない場合、#10・#11・#12のいずれかを選べば大丈夫です。

オモリ無しの針も便利

ジグヘッドではなく、オモリのついていない針を使うこともあります。

砂浜や藻場など、ワームをあまり沈ませたくない時に使いました。

筆者

砂浜からの釣りでよく使います。

おすすめワーム3種類

ワームは時期や釣り場によっておススメが異なりすぎます。

コレが釣れる!と一概に言い切れないので、今回は僕が愛用しているワームベスト3を紹介します。

1位:ボンビーワーム

2位:ブループ

3位:プロマキシマスクイーズ

ボンビーワームはこちらで購入可能

レベロクSHOP「Junkfish」 powere...
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つり具つりえさ 高田屋 WEBSHOP powered by BASE 神戸市舞子の釣具屋、高田屋のオフィシャルウェブショップです!

まとめ

3種類のフロートリグの作り方を解説しました。

フロートリグタックル一覧表

スクロールできます

<フロート5g未満>
中通しタイプ
環付きタイプ

<フロート5g以上>
中通しタイプ
環付きタイプ

<フロート5g未満>
後付けタイプ
メイン
リーダー
太さ:8〜12ポンド
長さ:100〜200cm
太さ:8〜12ポンド
長さ:100〜200cm
太さ:4〜8ポンド
長さ:100〜200cm
ワーム側
リーダー
太さ:4〜8ポンド
長さ:60〜100cm
太さ:6〜10ポンド
長さ:60〜100cm
竿7ft以上
ルアーウェイト5g未満
8ft以上
ルアーウェイト5g以上
エギングロッドも可
7ft以上
ルアーウェイト5g未満
リール1000番〜2000番2500番〜3000番1000番〜2000番
リールに巻く
ライン
PE0.2号〜0.4号PE0.5号〜0.6号PE0.2号〜0.4号
フロートリグタックル一覧

フロートリグは作るのがめんどくさいですが、使えるようになれば狙えるポイントが倍増。

釣果アップにつながります。

砂浜からのアジングや、藻場でのメバリングなど、ジグ単では難しいポイントで釣ることができるのです。

筆者

フロートリグを使って周りの釣り人が狙っていないポイントを狙いましょう!

以上、フロートリグの作り方でした。

ダイソーのケースを使ってフロートを収納する方法はこちら。

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