
- ランガン時の移動が楽チン
- テトラの上でも安定している
- フタが取れて洗いやすい
- タックルボックスとして使える
- コスパ最強 他の釣具に投資できる
- 保冷力はそれなり
- ロッドホルダーはオプション品
- ハンドル可動域に制限あり
- ミニクールS850を購入してよかったこと
- ミニクールS850がイマイチだと思うこと
- ミニクールS850のメリット・デメリット
- ミニクールS850がおススメの人/おススメではない人
ダイワのクーラーボックス ミニクールS850のインプレです。
ミニクールS850は、ライトゲームにピッタリのクーラーボックスでした。
この記事では、ミニクールS850を実際に使って感じたメリット、デメリット、使ってみた感想を紹介します。

コスパがよく、アジング・メバリングに最適なクーラーボックスです。
ライトゲーム用のクーラーボックスを探している釣り人は、参考にしてください。


- 釣り歴25年
- 単身赴任の週末アングラー
- 家族サービスと釣りの両立に奮闘中
- 明石近郊の釣り場がホームグラウンド
Twitter:(@sasori1091)
ミニクールはライトゲームにピッタリ
安くてコンパクトなミニクールS850はナイトゲームでランガンが多いアジングやメバリングにぴったりです。
ハンドル付きで移動の時も持ち運びやすく、すべり止めのゴムも付いてるので、テトラの上でも安定していました。
価格は3,800円前後とかなり安いのに、付属品がたくさんついてかなりコスパが良いです。



クーラーへの投資を最小限にして、竿やワームにお金を使えました。
気になる保冷力はダイワのクーラーボックスの中では最下位クラス。
ですが、アジングやメバリングは夜の釣りが主体なので、実用に支障なしです。
実際にアジング・メバリングで使って分かったメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
ミニクールを使って良かったこと
- 5,000円未満で買える
- ケースが付いてくる
- すべり止めゴムが付いてくる
- ハンドルが固定されて持ちやすい
- 肩掛けロープが取り外しやすい
- フタが両面開き
- クーラーボックスに座れる
- 自転車のカゴに入る
- ピッタリサイズの保冷剤がある
- ロッドホルダーが取り付けできる
実売価格3,800円程度でこれだけ良かったことが多いクーラーボックスは無いのでは?






2,000円弱の付属品がついてくる
ミニクールS850は2,000円弱相当の付属品がついており、かなりコスパが良いです。
- プルーフケース:約800円
- すべり止めゴム:約1,000円




これら2つの付属品が最初から付いてました。
ミニクールは5,000円未満で2,000円弱の付属品が付いているので、コスパだけ見れば最強に近いです。
ミニクールを使ってイマイチとだったこと
- プルーフケースで中身が狭くなる
- 魚は大量に持ち帰れない
- 保冷力はそれなり
付属のプルーフケースをクーラーボックスの中に入れると、魚を入れる部分が狭くなります。


個人的に、魚は一度に3匹程度しか持ち帰らないので容量は気になりませんでした。
容量が8.5ℓなので、大量に魚を持ち帰りたい人には不向きです。



おにぎりやサンドイッチの形が崩れないので、食料を入れるには最適でした。
ミニクールのデメリット3つ


真夏の保冷力は期待してはダメ
上位クラスのクーラーと比較して、保冷力は弱いです。



真夏に1日中釣りをすると、氷は溶けてしまうと感じました。
ミニクールの断熱材
ミニクールの断熱材は”スチロール”です。
ダイワのクーラーの断熱材/断熱構造は以下の通り3種類。
- 真空パネル+発泡ウレタン
- 発泡ウレタンのみ
- スチロール
ミニクールの断熱材であるスチロールの保冷力は最下位です。
でも…



夜の使用が多いアジングとメバリングでは特に支障なかったです。
夜の釣りはダイソーの保冷バッグでも大丈夫なので、クーラーボックスの断熱材能力が最下位でも十分使えるのです。
ロッドホルダーはオプション品
ロッドホルダーは付属品に含まれていません。


ロッドホルダーが付属品として含まれているクーラーボックスもありますが、ミニクールには付いていませんでした。



ロッドホルダーが欲しい人は、別売りのロッドホルダーを買う必要があります。
ミニクールに相性の良いロッドホルダーは、ダイワ CPキーバーです。
CPキーバーの価格は1,000円程度。
ロッドホルダーをつけると、竿を置いたままワームの交換ができるので便利です。





ロッドホルダーは必須オプションと感じました。
ロッドホルダー装着時、ハンドル可動域に制限
ロッドホルダーをつけている側にハンドルを倒せなくなります。


フタが両開きなので前後を気にする必要はありませんが…



ハンドルを誤って倒さないよう、注意です。
ミニクールのメリット5つ
- ランガン時の移動が楽チン
- テトラの上でも安定している
- フタが取れて洗いやすい
- タックルボックスとして使える
- 安いから他の釣具に投資できる
ランガン時の移動が楽チン
移動のためにクーラーボックスを持ち上げる場合、手を伸ばすだけでハンドルを掴むことができます。





さっと移動できるので、小さいストレスがありません。


取っ手が上向きに固定できないタックルボックスやバッカンは、移動の時に膝を曲げてしゃがむので地味にストレスになります。



筆者は3投して釣れなければ移動を繰り返すときもあるので、クーラーの持ちやすさはかなりメリットでした。
テトラの上でも安定している
不安定なテトラの上でも、ミニクールは安定しています。


理由は、ミニクールの底面に付いているすべり止めのゴム。


ゴムのおかげで、滑りやすいテトラの上でも安定しています。
テトラの上で釣るとき、自分の真横までクーラーボックスを持ってこれるので



竿をロッドホルダーに立てて、仕掛けの交換がやりやすかったです。
ゴムは購入すれば1,000円程度
実はこのゴム、他のクーラーボックスには付いてないことが多いです。
別売りで購入する必要があり、価格は1,000円程度。



最初から1,000円分のオプション品が付いてるので、お得です。
フタが取れて洗いやすい
フタは前後2箇所のロック式であり、取り外しが簡単です。





帰宅後、風呂場でクーラーを洗うときのストレスが無くなりました。
フタつきのままだと、水を流しにくかったり、ひっくり返して乾かしにくくなりますよね。
ミニクールは、安くてもフタが両面開きなので使いやすく、お手入れも楽ちんになります。
タックルボックスとして使える
魚を持って帰らない場合、タックルボックスとしても使用できます。
竿を2本立てたり




リールや予備のスプール、上着を中に入れてます。




軽量、防水、持ちやすいので、タックルボックスの条件を十分満たしてます。
容量が8.5Lなので、あまりたくさんのモノを入れれないのが欠点。
筆者は以下のように使い分けています。
- 衝撃から守りたいリールはミニクールへ
- ワームやジグヘッドなど使用頻度が高いものはバッグへ
バッグはアブガルシアのヒップバッグレージ3を使ってます。


安いから他の釣具に投資できる
5,000未満で購入できるので、浮いたお金を竿やリールの投資に使えます。
ミニクールS850は、ネットショップで3,800円前後。
ロッドホルダーの1,000円を合わせても5,000円でお釣りがきます。
- ミニクールS850:3,800円
- CPキーバー:1,000円
- 合計:4,800円



筆者は予算1万円でクーラーボックスを探していたので、浮いたお金でワームを買いました。
安いけど保冷力は心配不要



安いから保冷力が全然ないのでは?



保冷剤が溶けて困ったことはありません。
確かに値段相応の保冷力ではありますが、アジングやメバリングはナイトゲームが中心。
日が暮れてからの魚や食料の保冷力は十分すぎます。
おススメする人、おススメしない人
- アジング・メバリング用クーラーボックスを探している人
- コスパ最強のクーラーボックスを探している人
- ランガンがメインの人
- 安くてもいいからダイワのクーラーボックスがほしい人
- 保冷力が高いクーラーボックスが欲しい人
- 真夏にクーラーボックスを使いたい人
- 大物を狙う釣り人
ミニクールの容量は6L・8.5L・10Lの3種類なので、大きい魚や大量に飲食物を入れたい人には向いていません。
ただし、5,000円未満で購入できてランガンに適した機能を持っているので、アジング・メバリングなどのランガン主体のライトゲームにはピッタリのクーラーボックスです。
断熱材が最下位クラスの”スチロール”ですが



ナイトゲームがメインのライトゲームで使うには、強力な保冷力は不要です。
滑り止めゴム・プルーフケース(合計2,000円相当)もついてくるので、コスパ面でもかなり優秀です。
ロッドホルダーは別途購入する必要があるので、ご注意ください。
まとめ
ダイワ ミニクールS850のインプレでした。
- ランガン時の移動が楽チン
- テトラの上でも安定している
- フタが取れて洗いやすい
- タックルボックスとして使える
- コスパ最強 他の釣具に投資できる
- 保冷力はそれなり
- ロッドホルダーはオプション品
- ハンドル可動域に制限あり
実売価格3,800程度で付属品も多く、ハイコスパのクーラーボックス。
断熱材は下位クラスですが、ナイトゲーム中心のアジング・メバリングでの使用は全く問題ありません。
テトラの上で使えたり、フタが取れて洗いやすいなど、低価格でも実戦でかなり役立つ機能が備わっています。
ライトゲームは竿・リール・ワームやジグヘット、その他小物類を揃えるには、それなりのお金が必要ですよね。
必要不可欠な釣具に投資するために、クーラーボックスは価格を落としてコスパ重視で選ぶのもアリだと思います。
ミニクールS850はコスパ重視派、機能重視派、いずれの釣り人にもマッチするクーラーボックスだと思います。
以上、ダイワ ミニクールS850のインプレでした。