迷わない アジング・メバリング用5,000円以下の高コスパリール2選

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多すぎて選べない・・・

アジング・メバリングのコスパ最強リールを検索しても、多すぎてどれを選べばいいか分かりませんよね。

この記事ではアジング・メバリングに使える5,000以下のリール2台を紹介し、選ぶ基準、アジング・メバリングに使える理由、上位機種との違い、を解説します。

予算5,000円未満でリールを選ぶ場合、コスパ最強のリールは以下2台です。

安価でも性能は問題ないので、これからアジング・メバリング始めたい初心者の方にもおすすめです。

筆者

今回紹介するリールは、筆者が購入してアジング・メバリングで実釣テストをしました。

安くても実際の釣りには影響が無い理由を確かめましたので、記事で確認してみてください。

この記事を書いた人
さそり
  • 釣り歴25年
  • 単身赴任の週末アングラー
  • 家族サービスと釣りの両立に奮闘中
  • 明石近郊の釣り場がホームグラウンド

Twitter:(@sasori1091)

目次

購入する判断基準

購入する判断基準
  • 費用を抑えたい⇛安い方を購入
  • メバリングがメイン⇛クレスト
  • アジングがメイン⇛セドナ

安く買いたい場合は価格で判断

価格重視で費用を抑えたい場合は、そのときに安い方を購入してください。

クレストもセドナも、楽天やAmazonでは3,999円〜5,000円前後で価格が変動します。

釣具屋の実店舗では5,000円以上での販売が大半。5,000円未満になるAmazonや楽天での購入がおすすめです。

2台ともアジング・メバリングのどちらにも使えるので、購入して大失敗することはありません。

厳密に比較すると、リールを巻くときの重さが少し違いますが

筆者

リールの感覚に慣れてしまえば
釣りに大きな支障をきたしませんでした。

2台のリールの使用感は後述します。

メバリングがメインの場合はクレスト

ルアーやワームでのメバル狙いにはクレストがおすすめです。

クレストのほうがリールを巻くときの感覚がなめらかでした。

そのため、リールを一定スピードで巻くことが多いメバリングに適しています。

筆者

ただし、リールの巻き始めはセドナより重たかったです。

アジングがメインの場合はセドナ

アジングにはセドナがおすすめです。

アジングはワームを動かしてリールを止めたり巻いたりする回数が多い釣り。

クレストよりもリールの巻きはじめが軽いので「リールを止める⇛巻きはじめる」の動作がラクになりました。

筆者

ベアリングはクレストよりも1個少ないです。

ポイント
  • 費用を抑えたい⇛安い方を購入
  • メバリングがメイン⇛クレスト
  • アジングがメイン⇛セドナ

アジング・メバリングに使える理由4つ

クレストLT2000SとセドナC2000Sの2台のリールがアジング・メバリングに使える理由を解説します。

アジング・メバリングに使える理由
  1. 釣りに支障のない重さ
  2. 実践で使えるドラグ機能
  3. 細いラインでもトラブルがない
  4. リールをスムーズに巻ける

実際に釣りで使用した経験をもとにして解説します。

釣りに支障のない重さ

アジング・メバリング用のリールは一般的に200gより軽いほうが良いと言われています。

筆者

重すぎると手に力が入り、小さなアタリへの反応が遅れます。

クレスト・セドナ、ともにリールの重量は215gです。

15gほどオーバーしてますが

実際に釣りをしてみると、釣りにくいと感じる重さではありませんでした。

豆アジのアタリもわかる

3万円も4万円もするリールと比較すると重さを感じますが、最初から215gのリールで釣りをしていると重さに慣れてきます。

215gのリールの重さは、釣果に大きな影響を与えません。

重さに関する詳しい感覚は後述します。

実戦で使えるドラグ機能

ドラグ機能=魚の引きの強さ合わせて、糸がリールから出ていく量を調節するブレーキ機能。

アジング・メバリングには細かいドラグ調節ができるリールが有利です。

ドラグが細かく調整できると、魚の引きが急に強くなってもラインが切れたり針が外れたりするリスクが軽減します。

実釣では、クレスト・セドナの2台ともドラグの調整は使えるレベルでした。

小さいメバルでも急に引きが強くなる。そんなときはドラグ機能が大事。

安すぎるリールはドラグ機能がダメ

安いリールはドラグがダメ

比較用にアブガルシアのカーディナルⅢ SX2000Sを(3,500円程度)購入して使いましたが……

結果、ドラグ機能がダメでアジング・メバリングには使えませんでした。

糸が出すぎたりブレーキが効きすぎたりして、とても釣りにくかったです。

5,000円未満のリールでも、安すぎるリールはアジング・メバリングに向いていません。

クレストは5万円のリールと同じドラグ機能

上部の出っ張りを回してドラグを調整する。

クレストは”ATD(オートマチックドラグシステム)”が搭載されています。

魚の引きに滑らかに追従しながら効き続ける新世代のドラグシステム。従来よりも滑り出しがスムーズなためラインブレイクしにくく、魚に違和感を与えにくいため無駄に暴れさせることが少ない。

DAIWA公式HP

ATDは50,000円程度のリール(ルビアスエアリティ)にも搭載されてる技術。

5,000円のリールにも同じ技術が搭載されているので、お得感がありますね。

セドナのドラグもダメというわけではない

セドナC2000Sのドラグ機能も、アジング・メバリングに使えるレベルです。

小さいアジでも、引きが急に強くなれば適度に糸が出ていくようにドラグ調整ができました。

アジは口が柔らかいので、急に引きが強くなったときに適度にラインを出さないと口が切れてしまいますが、セドナC2000Sはアジの引きに対応して適度にラインを出してくれました。

細いラインでもトラブルがない

クレスト・セドナの2台ともPEライン0.2号を巻いて釣りをしました。

使用したラインはこちら

0.2号という細いラインでしたが

クレスト・セドナともにラインが切れたり絡まったりするトラブルは無し。

2台ともローラーベアリングが使われているので、ラインを巻き取るときの摩擦が軽減されています。

赤丸部分がローラーベアリング

0.2号という細いラインを使うと切れたり絡まりやすくなりますが、実釣ではリールが原因によるライントラブルはゼロ。

細いラインを使うアジング・メバリングでも使えるリールであることがわかりました。

リールをスムーズに巻ける

アジング・メバリングはリールを一定のスピードで巻いたり、3,4回ずつ小刻みに巻いたり、色々なリールの巻き方をします。

そのため、リールを巻くときにガタガタしたりハンドルを回すときに違和感を感じたりすると、とても釣りづらくなります。

クレスト・セドナは2台ともリールをスムーズに巻くことができたので、アジング・メバリングも快適です。

ベアリング使われているので、ガタガタしたり違和感を感じることなく、スムーズにリールを巻けました。

2台ともベアリングが入っている

ベアリング

クレスト・セドナともにベアリングが使われているので、リールの回転がスムーズになります。

ベアリングの役割は「まさつ」を0に近づけ、回転をなめらかにすることです。

「まさつ」は、ものが動くのをじゃまする力です。自動車のタイヤなどをくるくる回転させるためには「まさつ」を小さくしなくてはいけません。

NTN株式会社公式HP

ベアリングのおかげでリール内部の摩擦が減り、回転がスムーズでした。

クレストLT2000Sにはベアリングが4個、セドナS2000Sにはベアリングが3個使われています。

筆者

体感的に、クレストのほうが巻き心地がよく感じました。

2,000円や3,000円で売られているリールのベアリング数は1個や2個なので、個数の多いクレストやセドナのほうがスムーズにリールを巻くことができます。

クレスト・セドナの特徴まとめ
  • リール重量215gは釣りに支障がない
  • ドラグ機能は実践で使えるレベル
  • PEライン0.2号でもライントラブル無し
  • ベアリング入りで回転がスムーズ

各リールの使用感はインプレ記事に詳しく書いていますので参考にしてください。

3万円以上の高価なリールと比較すると?

上位機種と比較した感想
  • リール本体は重いが、慣れる
  • 巻くときに重さを感じる
  • ハンドルのブレが気になりだす

クレスト・セドナはコスパ最強といっても5,000円以下の安価なリール。

30,000円や40,000円以上もする上位機種と比較すると、性能が劣ることは事実です。

筆者が使用している上位機種のリールとの比較を解説します。

筆者が使用しているリール
  • ダイワ バリスティックLT2000SS-P
  • 定価:36,800円
バリスティックLT2000SS-Pで釣ったメバル

リール本体は重いが、慣れる

まずリール重量の比較です。

リール名称重量
バリスティックLT2000SS-P160g
クレストLT2000S215g
セドナC2000S215g
リール重量比較

筆者が愛用しているリールは160gなので、クレスト・セドナのほうが55g重たいです。

クレスト・セドナを竿にセットして手に持ったときの感想は

筆者

ちょっと重たいな……
釣りにくいかも……

でも、30分くらい使っていると重さに慣れて小さいアタリも取れるようになります。

小さいアタリを取って釣れた豆アジ

10cm程度の豆アジの小さいアタリもわかります。

上位機種と比較した場合は重さを感じるリールですが、使っているうちに重さに慣れます。

慣れてしまえば、釣りに支障が出る重さではありません。

ポイント
  • クレスト・セドナは上位機種と比較すると重たい。
  • 重さに慣れたら小さいアタリも分かる。

回転は上位機種のほうがスムーズ

次はリールの巻き心地の比較。

クレスト・セドナは上位機種と比較するとハンドルを巻くときに重さを感じました。

ベアリングの多い上位機種の方が軽い力でリールを巻くことができます。

リール名称ベアリング数
バリスティックLT2000SS-P7個
クレストLT2000S4個
セドナC2000S3個
ベアリング数の比較
筆者

一般的に、ベアリング数が多いほどリールの価格は高くなります。

ハンドルを巻く力はバリスティックが最も軽く、クレストが最も重かったです。

  • バリスティック<セドナ<クレスト

ハンドルを巻いたり止めたりしてルアーを動かす時、ハンドルの重さはストレスになります。

アジング・メバリングが上手くなればなるほど、ハンドルの重さがストレスと感じてくるので、その時はリールの替え時かもしれません。

筆者

ハンドルの重さがストレスと感じるようになれば、細かい違いが分かるほどレベルアップした証拠です。

はじめのうちは気にならないので、多少ハンドルが重くても問題なく釣りができます。

ポイント
  • ベアリングが多い方がスムーズに巻ける。
  • はじめのうちはハンドルが重たくても気にならない。

ハンドルのブレが気になりだす

最後に、ハンドルの取り付け方法による巻き心地の比較です。

リール名称ハンドルの種類
バリスティックLT2000SS-Pねじ込み式
クレストLT2000S供回り式
セドナC2000S供回り式
ハンドルの取り付け方法

クレスト・セドナのハンドルは供回り式(ともまわりしき)なので、ハンドルの小さなブレが発生しやすくなります。

供回り式=リールのハンドル取り付け方法。ハンドルがリールの本体を貫通し、反対側からネジで止める方式(以下画像)。ハンドルが本体と一体ではないので、ネジが緩むと小さなブレが発生する。

供回り式ハンドル

アジング・メバリングが上達してくると、手に伝わる些細な感覚が邪魔と感じるようになります。

ハンドルを止めるネジが緩んで発生する小さなブレが、釣りをするときにストレスとなる場合もあるのです。

筆者

釣りができないレベルのブレではありません。
ハンドルのブレだけに集中していると「ちょっとだけブレるかな?」と感じる程度です。

ただし、釣果に大きな影響を与えるレベルのブレではありません。

あくまで、上位機種と比較したときにわずかなブレを感じる程度です。

ねじ込み式はブレない

ねじ込み式のハンドルはリール本体と一体で、ブレが少ないです。

ねじ込み式ハンドル

画像のように、ハンドルと本体をネジで接続できます。

ハンドルと本体が一体になっているので、ハンドルのブレが抑えられるのです。

ブレが少ないので、快適にアジング・メバリングができます。

ポイント
  • クレスト・セドナのハンドルは小さなブレがある。
  • ただし、釣りができないレベルではない。
  • 釣果に大きな影響を与えるブレではない。

ちょい投げ釣りのリールとして兼用できる

クレストもセドナも、ちょい投げ釣りのリールとしても使用できます。

ちょい投げ釣り=「オモリ+針+エサ」の仕掛けで、海底の魚を狙う釣り方。キスやベラが釣れる。

アジング・メバリング専用に使うのではなく、他の釣りにも兼用できました。

実際にちょい投げ釣りをした様子は、こちらの釣行記をご覧ください。

まとめ

アジング・メバリングに使える5,000円以下のコスパ最強リールを2つ紹介しました。

アジング・メバリングに使える理由
  • 釣りに支障のない重さ
  • 実践で使えるドラグ機能
  • 細いラインでもトラブルがない
  • リールを巻いてもガタつかない

2台ともAmazonや楽天などのネットショップでは5,000円未満で購入できます。(釣具店の実店舗では5,000円以上。)

安いのでアジング・メバリングで使えるかどうか不安でしたが、実際に釣りをしてみると問題なく使えました。

大手釣具メーカーのダイワ・シマノのリールなので、耐久性やアフターサービスも安心です。

リールはオーバーホールすることができるので、長く使う場合も安心して使えますね。

アジング・メバリングを始めてみたいけど、費用は安く抑えたい方にはピッタリのリールです。

はじめの1台として検討してみてはいかがでしょうか?

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