- 遠投して遠くのポイントを狙える
- 大型メバルに負けないパワー
- フロートリグ用ロッドとしては安価
- 取り込みやすい
- 小さい魚の引きを楽しめない
- 軽いジグヘッド単体は不向き
- 竿の重さを感じる
5g以上のフロートリグ用ロッド「メジャークラフト CRX-T862M」のインプレです。
シャローフリークF15gを使ってフロートリグでメバルを狙うため、4年前に購入。
結果、安価ながらフロートリグ用ロッドとして大活躍し、25cmのメバルもゲットすることができました。
10gや15gのフロートを使ってみたいけど、どんな竿がいいかわからない。
シャローフリークでFシステムをやってみたい。
と思っている方におススメしたい竿です。
この記事では「メジャークラフト CRX-T862M」を4年間使用した使用感、メリット、デメリットを紹介します。
フロートリグ入門用ロッドとして最適なので、シャローフリークに挑戦してみたい釣り人におすすめの竿です。
- 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
- 明石近郊がホームグラウンド
- 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
- サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤
CRX-T862Mを使った感想
遠投できて狙えるポイントが広がり釣果アップ!
15gのフロートを使って遠投することで、これまで狙えなかったポイントにワームを投入することができるようになりました。
誰も釣っていない砂浜からでも、メバルを狙って釣ることができました。
価格は約10,000円ですが、5g未満のフロートでは釣れなかったであろうメバルを釣ることができたので、約10,000円払ってでも購入した価値があります。
購入前は
フロートリグ用専用ロッドに10,000円も払うのはもったいない気がする……
と思っていましたが、攻めるポイントが広がってメバルが釣れる確率がアップしたので全く後悔していません。
竿が長いので取り込みやすく、チューブラティップなのでアタリもハッキリ分かります。
ただし、15gのフロートを投げれるくらいしっかりした竿なので、軽いジグヘッドを使ったジグ単の釣りには不向きです。
竿が長いので、細かいアクションにも不向き。
とはいえ、遠投ただ巻きのフロートリグを始める最初の1本としては申し分ない竿だと感じました。
使用して感じたメリット・デメリットを詳しく解説します。
CRX-T862Mを使って良かったこと
- 15gまでのフロートを投げれる
- ジグ単では届かないポイントを狙える
- シャローフリークを使える
- 他の釣りにも流用できる
- 25cmのメバルにも負けないパワーがある
- 足場が高くても使いやすい
CRX-T862Mを使ってイマイチだったこと
- 小さい魚の引きは味わえない
- 軽いジグヘッド単体は不向き
- 竿の重さを感じる
CRX-T862Mのデメリット3つ
- 小さい魚の引きを楽しめない
- 軽いジグヘッド単体は不向き
- 竿の重さを感じる
小さい魚の引きを楽しめない
穂先が少し太いため、小さい魚の引き味を楽しめません。
15gの重さに耐えれるチューブラーティップなのでパワーはありますが、弱い引きではさほど竿が曲がりませんでした。
10cmくらいの小さいメバルがヒットすると、ほとんど竿が曲がらずに魚が海面に浮いてきます。
魚の引きを楽しみたいなら、柔らかいソリッドティップの竿がいいと感じました。
アタリはハッキリわかる
ただし、魚が小さくてもアタリはハッキリ分かります。
豆アジでも竿先がピンピン反応してアタリがわかりました。
チューブラーティップのメリットです。
軽いジグヘッド単体は不向き
フロートを付けずにジグヘッド単体で釣る場合、3g未満のジグヘッドは使いにくいです。
穂先が硬いので、軽いジグヘッドをつけてアクションしてもジグヘッドの重さを感じることができません。
竿も長いので、細かいアクションもやりにくかったです。
ジグヘッド単体での釣りではなく、フロートリグや3g以上のキャロライナリグに適しています。
竿の重さを感じる
CRX-T862Mの重さは102g
上位機種の竿と比較すると約20g重たいです。
フロートリグが上達していくと竿の重さに不満を感じるかもしれません。
2万円以上する上位機種の重さはこん感じです。
メーカー | 竿の名称 | 竿の自重 |
---|---|---|
メジャークラフト | CRX-T862M | 102g |
シマノ | ソアレSS S86ML-S | 84g |
ダイワ | 月下美人MX 83MH-T・N | 82g |
ヤマガブランクス | BlueCurrentⅢ 82 | 83g |
とはいえ、最初からCRX-T862Mを使えば重さになれます。
フロートリグ専用ロッドとしてCRX-T862Mを購入し、もっと極めたいと思えばお金を出して上位機種を買っても問題ないと思います。
筆者はCRX-T862Mを4年間使い、フロートリグにハマったのでソアレSS S86ML-S(約22,000円)を買いました。
CRX-T862Mのメリット4つ
- 遠投して遠くのポイントを狙える
- 大型メバルに負けないパワー
- フロートリグ用ロッドとしては安価
- 取り込みやすい
遠投して遠くのポイントを狙える
15gのフロートを使って、30〜40mも遠投できます。
ジグ単や、5g未満のフロートでは届かない沖のポイントを狙い撃ちできるのです。
遠投できるので、砂浜からでもメバルが狙えます。
誰も釣っていない砂浜からメバルを狙えるようになり、釣れる確率がアップしました!
大型メバルに負けないパワー
25cmクラスのメバルにも負けないパワーがあります。
竿の穂先が少し硬くてバット(竿の根本)が太いため、大型のメバルの引きにも負けずに対抗できるのです。
海藻が多い釣り場でも、魚が藻に逃げ込む前に浮かせられます。
バット(竿の根本)も通常のメバリングロッドと比較すると太いため、魚の引きを受け止めて対抗できます。
穂先の硬さは小さい魚の引き味を楽しめないデメリットですが……
大型の魚に負けないパワーがあり、メリットになるのです。
フロートリグ用ロッドとしては安価
CRX-T862Mの価格は1万円程度です。
フロートリグ用ロッドは2万円〜3万円代が多いので、他の竿と比較すると安価に購入できます。
メーカー | 竿の名称 | 価格 |
---|---|---|
メジャークラフト | CRX-T862M | 約10,000円 |
シマノ | ソアレSS S86ML-S | 約22,000円 |
ダイワ | 月下美人MX 83MH-T・N | 約22,000円 |
ヤマガブランクス | BlueCurrentⅢ 82 | 約30,000円 |
同じ15gのフロートを投げれる竿でも、半値以下で購入できます
他と比較すると安価ですが、25cmのメバルも取り込めたので性能は十分です。
取り込みやすい
足場が高い釣り場や、石畳の釣り場でも魚を引き上げやすいです。
一般的なメバリングロッドは6〜7ft(約1.8m〜2m)ですが、CRX-T862Mは8.6ft(約2.6m)です。
約50cmの違いが、足元まで寄せた魚を引き上げやすくなります。
せっかく足元まで寄せたメバル、確実に取り込みたいですよね。
CRX-T862Mは竿の長さを活かして、取り込みの時のバラしリスクを少なくできました。
CRX-T862Mの弱点を補完する竿
CRX-T862Mは比較的安価で15gのフロートリグを投げて遠投できる満足度の高い竿ですが
チューブラーティップなので魚の引きを味わうことができませんでした。
ソリッドティップなら魚の引きを味わえるはず!
と考え、ソリッドティップのフロートリグ用ロッド「シマノ ソアレSSの S86ML-S」を購入しました。
予想どおり、柔らかいソリッドティップで魚の引きを楽しむことができて大満足の1本です。
CRX-T862Mでは満足できないアングラーはチェックしてみてください。
まとめ
フロートリグ用ロッド「メジャークラフト CRX-T862M」のインプレでした。
- 遠投して遠くのポイントを狙える
- 大型メバルに負けないパワー
- フロートリグ用ロッドとしては安価
- 取り込みやすい
- 小さい魚の引きは味わえない
- 軽いジグヘッド単体は不向き
- 竿の重さを感じる
15gのフロートリグで、これまで狙えなかった沖のポイントを攻めることができます。
大型のメバルがヒットしても寄せてくるパワーがあるので、狙えるポイントが増えて大物を取り込めるチャンスも広がります。
遠投できるので、砂浜からでもメバルを釣ることができました。
誰も釣っていない砂浜で、自分だけのメバルポイントを見つけることもできます。
約10,000円で購入できるので、他のロッドより比較的安価。
5g以上のフロートリグ用ロッドを探している方の最初の1本としてオススメの竿です。
以上、メジャークラフト CRX-T862Mのインプレでした。