フロートリグでアジング・メバリングをしてみたいけど、どんなロッドがいいかわからない。
と考えている釣人のために
この記事でフロートリグに最適なロッドを価格別に紹介します。
予算に合わせてロッドを選んでみてください。
この記事で紹介するロッド
ロッド | メーカー |
---|---|
ファーストキャスト メバル S762UL | メジャー クラフト |
ルアーマチック S76UL | シマノ |
- 釣具店やネットで入手しやすいメーカー(ダイワ・シマノ・メジャークラフト)から選定
- 筆者の好みでオリムピックの竿が1本あり
- 使用するフロートの重さ(5以上/5g未満)に分けて選定
- 筆者の大好きなメバリング用ロッド中心
ジグ単よりも広範囲を狙えるフロートリグはメリットだらけ。
ジグ単で全然釣れないときでも、フロートリグを使えば簡単に釣れることもあります。
- 釣り方が簡単(数秒に1回リールを巻くだけ)
- 50m以上沖のスレてないメバルを狙える
- 大型が釣れる確率が上がる
- 表層にいる活性の高いメバルが釣れる
- 砂浜からでもメバルが釣れる
- 風が強い日でも釣りができる
筆者はフロートリグを使って、釣人がいないサーフから自己記録27cmのメバルを釣ることができました。
メバリングに行くときは、まずフロートリグからスタートするくらいフロートが大好きな筆者。
フロートリグ初心者から27cmのメバルをゲットするまでの経験を元に、価格別におすすめロッドを紹介します。
この記事であなたの予算にあわせたフロートリグロッドを選んでくださいね。
- 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
- 明石近郊がホームグラウンド
- 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
- サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤
フロートリグの特徴
フロートと呼ばれるウキを使ったアジング・メバリング向けの仕掛けのこと。
ジグヘッドだけの仕掛けにフロートの重さが加わるので、仕掛けを遠くに飛ばせます。沖の潮目を狙ったり、砂浜から遠投したり、風が強い日でも釣りができるなどのメリットがあります。
フロートリグ用ロッドの選び方
フロートリグ用ロッドを選ぶポイントは4つです。
使いたいフロートや予算により、おすすめのロッドが変わります。
4項目を詳しく解説するので、あなたにピッタリのロッドを見つけてください。
フロートの重さ
- 5g未満
- 5g以上
使用するフロートの重さが「5g未満か5g以上か」で選ぶロッドが変わります。
5g未満のフロートであれば、大半のライトゲーム用ロッドで使用可能。
普段、ジグ単で使っているロッドでもフロートを使うことができます。
一方、5g以上のフロートを使う場合は竿が耐えれる重さをよく確認してください。
重たいフロート使えるロッドは数が少なく、価格が高くなってしまいます。
しかし、重たいフロートで遠投すれば他の釣人が狙っていないポイントを狙えるメリットがありますよ。
ロッドの長さ
- 7ft〜7.8ft→主に5g未満のフロートで使う
- 7.8ft〜8.6ft→主に5g以上のフロートで使う
5g未満のフロートを使う場合は、操作性の良い7ft前後のロッドがベスト。
ジグ単とも併用できるので、近距離〜30m前後の範囲を1本のロッドで狙えます。
5g以上のフロートを使う場合は8ft以上のロッドがベスト。
竿が長いほど遠投できるので、重たいフロートを使うときは長いロッドが有利です。
8ft以上のロッドで5g未満のフロートをで使うと、仕掛けが軽すぎてキャストしにくいです。
ロッドの硬さ
ロッドは、竿先が硬いチューブラーティップと竿先が柔らかいソリッドティップの2種類に分かれます。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、どちらを選んでもOK
フロートリグに慣れないうちは、遠投しやすいチューブラーティップのロッドが使いやすいです。
チューブラーティップ
メリット | デメリット |
---|---|
小さいアタリが分かりやすい 遠投できる パワーがある | 小さい魚の引きを楽しめない アタリを弾いて魚に違和感を与える |
メリット・デメリット
ソリッドティップ
メリット | デメリット |
---|---|
魚の引きを楽しめる メバリングに有利 潮の流れを感じやすい | ソリッドティップより遠投できない 小さなアタリは感じにくい |
メリット・デメリット
魚の引きを楽しみたい筆者はソリッドティップ派です。
エギングロッドは使えないの?と思った方はこちらをご覧ください
価格
- 1万円未満→最も安価だが若干釣りにくい
- 1万円〜2万円→特に不満なく釣りを楽しめる
- 2万円以上→フロートリグを最大限楽しめる
最後は価格です。
1万円未満のロッドは最も入手しやすいですが
- ロッドが硬すぎて小さいあたりを感じにくい
- ロッドが重くて少し疲れる
など、長く使うと不満が出てきます。
1万円以上なら不満なく釣りを楽しめるので、本格的にフロートリグに挑戦したい釣人には1万円以上のロッドがおすすめ。
おこずかいと釣りの頻度、フロートリグへの思い入れ度合いで選んでください。
- 竿の感度が良くなってアタリを感じやすい
- 竿が軽くなるので釣りやすい
- 高い竿を所有している満足感が上がる
それでは、いよいよフロートリグ用おすすめロッドを価格別に紹介します。
1万円未満のフロートリグ用ロッド
ファーストキャストメバル S762UL
特徴
- 対応フロート:5g未満
- ティップ:ソリッド
- 特徴:5千円台で買えるロッド
こんな釣り人におすすめ
- メバリングを始めたい
- ジグ単もフロートも使ってみたい
Amazonで★4.2 400個以上の評価がついているメバリング入門者用のロッドです。
ジグ単も5g未満のフロートも、この竿1本で対応できます。
5,000円台なので、サラリーマンのお小遣いでも買いやすい値段ですよね。
費用を抑えてメバリングをやってみたい人や、フロートの釣りにチャレンジしてみたい人におすすめです。
ルアーマチック S76UL
特徴
- 対応フロート:5g未満〜12g
- ティップ:チューブラー
- 特徴:5g未満〜5以上のフロートを使える
こんな釣り人におすすめ
- いろんな重さのフロートを使いたい
- コスパの良いロッドがほしい
5g未満〜12gまでのフロートを使えるオールマイティーなロッド。
チューブラーティップなので、遠投しても小さいあたりを感じることができます。
コスパの良いチューブラーティップのロッドを探している人におすすめの1本です。
1万円〜2万円のフロートリグ用ロッド
ソアレBB S76UL-S
特徴
- 対応フロート:5g未満
- ティップ:ソリッド
- 特徴:アタリが伝わりやすいグリップ
こんな釣り人におすすめ
- ジグ単とフロートを併用できる
- 安すぎる入門用ロッドじゃなくて、そこそこちゃんとした竿を使いたい
グリップ部分はシマノ独自のブリッジライクシート。感度が高いので小さいアタリも感じやすくなります。
体感的に、他社のソリッドティップより柔らかいと感じるので、小さいメバルでも引きを楽しめるロッドです。
筆者が初めて購入したメバリングロッドはモデルチェンジ前のソアレBBでした。
ジグ単もフロートも使って、楽しくメバルを釣りました。
月下美人 76L-T
特徴
- 対応フロート:0.5g〜8g
- ティップ:チューブラー
- 特徴:ジグ単0.5g、フロート8gまで使えてオールマイティー
こんな釣り人におすすめ
- お手頃なチューブラーティップのロッドがほしい
- 高くない竿でも、不意の大物にも対抗したい
1万円台のチューブラーティップモデル。
フロート8gまで使えるので、シャローフリークF7.5gで遠投できるメリット有り。
シマノの同価格帯のロッド(ソアレSS S76UL-T)はフロート6gまでしか使えないので、遠投できる月下美人のほうがおすすめです。
月下美人AJING 78ML-S
特徴
- 対応フロート:2g〜15g
- ティップ:ソリッド
- 特徴:1万円前半で購入できる遠投用ソリッドティップのロッド
こんな釣り人におすすめ
- シャローフリークを使ってみたい
- 遠投して魚の引き味も楽しみたい
1万円台でフロート15gまで対応できる数少ないソリッドティップモデル。
シャローフリークF15.0gを使って遠投できる強みがあります。
23年新発売のシマノ ソアレBB S80L-Sもソリッドティップで5g以上のフロートも対応できますが…
こちらはフロート14gまでしか使えないので、15gまで対応できてシャローフリークF15.0gを使える月下美人をおすすめします。
クロステージメバル CRX-T862M
特徴
- 対応フロート:1g〜15g
- ティップ:チューブラー
- 特徴:大物に対抗するためのチューブラーティップ
こんな釣り人におすすめ
- 大物に対抗できる入門ロッドがほしい
- シャローフリークを使って遠投したい
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予算2万円未満で50mほど遠投したい場合におすすめのロッド。
竿の長さが8.6ftあるため遠投性に優れたモデル。
チューブラーティップなので、沖で大物がかかっても寄せてこれるパワーがあります。
筆者が初めて砂浜からメバルを釣ったときに使った竿です。
2万円以上のフロートリグ用ロッド
フィネッツァ GLFS-752L-S
特徴
- 対応フロート:5g未満
- ティップ:ソリッド
- 特徴:張りがあるティップでアタリが取りやすいのに食わせ調子のメバリングロッド
こんな釣り人におすすめ
- 高感度の竿を使いたい
- ダイワ、シマノ以外の竿を使ってみたい
食わせの釣りであるメバリング特化した竿
ティップはソリッドながら、適度な張りと高感度でメバルの小さいアタリを逃しません。
アジングロッドほど先調子ではないので、魚を掛けてから竿の曲がりが気持ち良いです。
有名すぎるメーカー(ダイワ・シマノ)以外のロッドを使ってみたい場合におすすめですよ。
一万円台の廉価版もあります。
ソアレエクスチューンMB S76UL-S
特徴
- 対応フロート:5g未満
- ティップ:ソリッド
- 特徴:パックロッドなのに感度最高でアタリが取りやすい
こんな釣り人におすすめ
- パックロッドでも、いい竿でフロートリグを楽しみたい
- フロートもプラグもジグ単も使えるロッドがほしい
軽量・最高感度・4万円台のパックロッドです。
一般的に、パックロッドは竿が重くなって釣りにくさを感じますが、ソアレエクスチューンMBは釣りにくさを全く感じません。
ティップが柔らかめなので、巻きの釣りであるフロートにベストマッチ!
小さなアタリを捉えて食わせて、大物でも引きを楽しみながら寄せてこれる最高の竿です。
ソアレSS S86ML-S
特徴
- 対応フロート:2g〜28g
- ティップ:ソリッド
- 特徴:重量フロートを使って50m以上遠投できる
こんな釣り人におすすめ
- 大遠投できて、魚の引きも楽しめる竿がほしい
- 砂浜からメバルを狙って他の釣り人と釣果に差をつけたい
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50m以上遠投して、魚の引きも楽しみたいアングラーにおすすめの1本。
28gまでの重量フロートを使えるのに、柔らかいソリッドティップ採用。
重たいフロートを使えるロッドはティップが固いので、魚の引きを楽しめないロッドが多いですが…
ソアレSS S86ML-Sはソリッドティップなので魚の引きを楽しめます。
19.0gのフロート、シャローフリークエクスパンダDを使える貴重な竿です。
フロートリグに最適なリール
フロートリグ用リールも、フロートの重さによって最適なリールの番手が変わります。
- フロート5g以上の場合:2500番〜3000番
- フロート5g未満の場合:1000番〜2000番
実際に使用して、おすすめのリールを検証しました。
まとめ
フロートリグ用ロッドの選び方と、おすすめロッド9本を紹介しました。
- フロートの重さ
- ロッドの長さ
- ロッドの硬さ
- 価格
フロートリグ用おすすめロッド
1万円未満で買えるロッドから、2万円以上する高価なロッドまで、色々な種類があります。
フロートの重さやティップの種類により最適なロッドが変わるので、選ぶポイントを確認して最適なロッドを選んでくださいね。
フロートリグ用ロッド選びで迷ったら、今回おすすめした9本を参考にしてみてください。
最適なロッドを見つけて、フロートリグで釣果アップを目指しましょう!