シャローフリークエクスパンダ
アジング・メバリングの釣果を伸ばしたい
シャローフリークエクスパンダの使い方を知りたい
と考えている釣り人のために
この記事ではシャローフリークエクスパンダの使い方と仕掛けの作り方を紹介します。
シャローフリークエクスパンダを使うと…
- 沖にいるスレてない大型アジ・メバルを狙える。
- 向かい風でも30m以上飛ばして釣りができる。
- サーフ（砂浜）からスレてないアジ・メバルを狙える。
使っている釣り人が少ないシャローフリークエクスパンダ。
他の釣り人が釣れない時に自分だけ釣れるチャンスが高まりますよ。
筆者はシャローフリークエクスパンダを使って、誰も釣っていないサーフからグッドサイズのメバルをゲットできました。
時間のないサラリーマンアングラーでも、シャローフリークエクスパンダで遠投すれば活性の高いアジ・メバルが釣れる可能性が高まります。
筆者ジグ単で釣れない時に試してみる価値ありです！
この記事でシャローフリークエクスパンダの使い方、仕掛けの作り方を確認して、次の釣行で使ってみてください。
- 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
- 明石近郊がホームグラウンド
- 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
- サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤
シャローフリークエクスパンダとは？
アジング・メバリング用の仕掛けを遠くへ飛ばすための、フロートと呼ばれるウキのこと。種類は浮くタイプの「F」と、沈むタイプの「D」の2種類。50m〜80mほど飛距離がでるので、誰も狙っていない沖のポイントをダイレクトに狙って釣果アップが期待できる。
DとF 2種類の特徴
シャローフリークエクスパンダは「D」と「F」の2種類が発売されています。
DとFの特徴
| タイプ | 重量 | 残浮力 | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| D （ダイビング） | 19.0g | -0.6g | 水に沈む | 定価 680円 |
| F （フローティング） | 17.8g | 0.6g | 水に浮く | 定価 580円 |
Fは浮く
2種類とも15g以上の重量フロートです。
Dは何も付けなくても沈んでいきます。
Fは0.6gまでのジグヘッド＋スイベルだと浮いた状態。
0.6g以上のジグヘッド＋スイベルを付けると沈みます。
筆者最初はFで表層を狙い、釣れなければDを使って狙う深さを下げていく釣り方が基本と思います。
メリットとデメリット
シャローフリークエクスパンダを使うメリットとデメリットです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 80m遠投して誰も狙っていないポイントを狙える 大物がヒットする確率が上がる サーフ（砂浜）からスレてないアジ・メバルを狙える | 手返しが悪くなる ジグ単とは別のタックルが必要 たまに絡まる |
メリット・デメリット
遠投して大物を狙えるメリットが有る一方、ジグ単とは別のタックルが必要というデメリットあり。
ジグ単と同時に使いたい場合、ロッドを2本用意しないといけません。
筆者ロッドはエギングロッドでもOKです。
DとFの使い分け方
D：風が強くて魚が表層にいない場合、Fで釣れない場合
F：砂浜からの釣りで飛距離がほしい場合、50m以上沖の潮目を狙う場合
シャローフリークとの違い
シャローフリーク エクスパンダ |  シャローフリーク | |
|---|---|---|
| 種類 | 2種類 | 6種類 |
| 重さ | F17.8g D19.0g | F7.5g,10,5g,15.0g D8.1g,11.7g,16.6g |
| 形状 | 流線形 | 楕円形 |
| 飛距離 | 50m〜80m | 20m〜50m |
| 価格 | 約670円 | 約450円 |
シャローフリークの違い
シャローフリークエクスパンダとシャローフリークの大きな違いは飛距離。
シャローフリークエクスパンダは50〜80m飛ばせるのに対し、シャローフリークはMAX50m程度です。
シャローフリークエクスパンダのほうが重たいので、シャローフリークよりも飛距離がアップ。
形状は流線型。楕円形のシャローフリークよりも空気抵抗が少ない形です。
筆者シャローフリークエクスパンダは向かい風5mでも30m以上飛ばせて、メバルが釣れます。
向かい風5mのときの釣果
シャローフリークエクスパンダの仕掛け
| 基本のタックル | 筆者が使用している タックル | |
|---|---|---|
| ロッド | 8ft〜8.6ft | ソアレSS S86ML-S |
| リール | 2500番 3000番 | 19バリスティックLT2500S-C 21カルディアLT2500S-XH |
| ライン | PE0.6号 | セフィア5G 0.6号 シーガーPE X8 0.6号 |
| メイン リーダー | 12lb （3号） | ヤマトヨテグス フロロショックリーダー3.0号 |
| スイベル | キャロフロートスイベルS | キャロフロートスイベルS |
| ワーム側 リーダー | 6lb （1.5号） | ヤマトヨテグス フロロショックリーダー1.5号 |
| ジグヘッド | 0.2g〜0.4g | バランサーヘッド0.3g #11 月下美人SWライトジグヘッド SS 極み0.3g #12 ブラックスター スターヘッド ダイバーダウン EX 0.2号 #6 |
ロッドはエギングロッドでも代用できる
ロッド：8ft〜8.6ft
シャローフリークエクスパンダの重さ（F17.8g・D19.0g）に耐えれる竿、かつ、長さは8ft以上が理想です。
竿が短い場合、飛距離が落ちてしまうのでシャローフリークエクスパンダの長所が活かせません。
筆者はソアレSS S86ML-Sを使っています。
筆者飛距離も出て、魚の引きも楽しめる大満足の1本です。
| エギングロッドのデメリット |
|---|
| 小さいアタリを取りにくい 魚の引きを楽しめない |
小さいあたりがわかりにくい
ただし、シャローフリークエクスパンダで大遠投して釣れる魚はスレてないので、アタリもハッキリ出ることが多いです。
アタリが小さすぎて分からない確率は低いので
筆者エギングロッドでもシャローフリークエクスパンダを使えますよ。
専用ロッドとエギングロッドのメリット・デメリットが分かります
エギングロッドの場合は、ソリッドティップの方が食い込みが良くておすすめです。
エギングにもフロートリグにも使えるセフィアBB S86ML-S
リールはハイギアがおすすめ
リール：2500番〜3000番
PE0.6号が200m巻ける2500番〜3000番のハイギアのリールがおすすめです。
理由
- 遠投するので、ハイギアのほうが早く寄せてこれてバラす確率減少
- ハイギアで早く根からはなしてバラす確率を減らす
- ラインが200mあると高切れしてもラインが残るので安心
50m以上沖でかけるアジやメバルは大型の可能性が高くなるので、ハイギアのリールで早く寄せないとバラしてしまいます。
ミスキャストしたときでも回収が早くなるので、ハイギアのリールのほうが使いやすいですよ。
ラインは0.6号 エギングと同じでOK
ライン：PE0.6号
シンキングPE
エギング用と同じ、PE0.6号がおすすめ。
0.6号より細いラインは試した実績が無いですが、重いシャローフリークエクスパンダはラインが細いと切れやすくなります。
筆者PE0.6号で切れたことは無いです。
PEラインには浮くタイプと沈むタイプの2種類がありますが、おすすめは沈むタイプ。
強風のとき、ラインが海水に沈んで、風と波の影響を受けにくくなります。
沈むタイプのおすすめPEライン
浮くタイプのPEラインはコスパが良いこちらがおすすめ
リーダー
メインリーダー：12lb（3号） 100cm程度
メインリーダーは12lbが最適。
12lbより細い場合、キャストの衝撃で切れるリスクが高くなります。
筆者使用のコスパ抜群のリーダー
ワーム側リーダー：6lb（1.5号） 60cm〜100cm
ワーム側リーダーは6lb（1.5号）でOK
筆者27cmのメバルも、6lbで釣り上げました。
ワーム側リーダーもヤマトヨテグス
キャロフロートスイベル
シャローフリークエクスパンダを取り付けて簡単に仕掛けを作れるアイテム。
Fシステムよりも絡みにくく、簡単にフロートリグが完成します。
使い方は、リーダーを結んでスナップ部分にフロートを取り付けるだけ。
筆者シャローフリーク/シャローフリークエクスパンダの仕掛けに必須です。
ジグヘッド・ワーム
ジグヘッド：0.2g〜0.4g
軽いジグヘッドでワームをフワフワ漂わせる釣り方が基本なので、0.2g〜0.4gの軽いジグヘッドを推奨。
魚のサイズに合わせて、フックサイズの違う以下3種類を持っておくと安心です。
状況がわからないとき、最初に使うジグヘッド
食いが浅いときは小さいフック
大物狙いに大きいフック
ワーム：状況によりけり
ワームは釣り場、時期によっておすすめが違いすぎるので、一概にこれがいいと言い切れません。
筆者が使っているワームのうち、使用頻度が高いワームは以下2種類
- メーカー：レベロク ワーム：ボンビーワーム30
- メーカー：エーテル ワーム：ブループ
以下のサイトから購入可能です。
シャローフリークエクスパンダの釣り方
シャローフリークエクスパンダでの釣り方はとてもシンプル。
表層をゆっくり巻くか、中層〜底付近をゆっくり巻くか、2種類です。
筆者主に、メバル向けの釣り方の紹介です。
F17.8gは表層をゆっくり巻く
- 潮上に仕掛けをキャスト
- 1秒〜5秒間でリールのハンドルをを1回転
- 繰り返し
D19.0gはカウントダウンしてゆっくり巻く
沈ませると釣れるときがある
- 潮上に仕掛けをキャスト
- 着水後、5秒〜20秒カウント
- 1秒〜5秒間でリールのハンドルをを1回転
- 繰り返し
Dは沈むタイプなので、仕掛けの着水後に仕掛けを沈めます。
沈める深さは、自分で数字を数えて判断。
例えば
5秒でアタリがなかったら、10秒沈める。10秒でアタリがなかったら15秒沈める。
絡ませないコツ
絡み防止の対策は「サミング」です。
サミングの方法
放出されるラインを指で止めることで、飛んでいるフロートはブレーキがかかりますが、ジグヘッドだけはフロートより前に飛んでいきます。
実際に釣ってみた
シャローフリークエクスパンダを使って、メバルを釣った釣行記です。
向かい風で他の釣り人がいない状況でも、シャローフリークエクスパンダDで仕掛けを沈ませるとメバルが釣れます。
Fを使ってサーフからメバル7匹ゲット
Dを使って風速5mでもメバル4匹ゲット
まとめ
シャローフリークエクスパンダの使い方を紹介しました。
専用タックルが必要ですが、圧倒的飛距離で周りの釣り人が狙っていない竿抜けポイントを狙って釣果アップが期待できます。
釣り方をマスターすれば、大型のメバルが釣れる確率が上がりますよ。
砂浜からや、風の強い日など、他の釣り人が釣っていない場所や状況でも釣りをすることができます。
FとDの2種類を状況によって使い分け、アジ・メバルのヒット確率を高めたいですね。
アジング・メバリングの釣果に悩んでいる釣り人は、シャローフリークエクスパンダで新しいポイントを攻めてみませんか。
