

カルディアLT2500S-XHはどんなリールか知りたい。フロートリグにも使える?
こんな悩みにお答えします。


- 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
- 明石近郊がホームグラウンド
- 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
- サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤
メバリングの9割をフロートリグで釣っている筆者。
ハイギアのリールを使った経験がないため、ハイギアのリールでフロートメバリングをしてみようと思い、4種類の候補をピックアップしました。
4種類の候補
- 21カルディアT2500S-XH
- 20ヴァンフォード2500SGH
- 21アルテグラ2500SGH
- 22ミラベル2500SGH
検討の結果、最も大物に対抗できそうな大型ギアの21カルディアLT2500S-XHに決定。
実際にフロートリグでメバリングをしてみた結果…
ひとことで言うと、21カルディアLT2500S-XHはこんなリール
巻きが軽くてパワーがあるので、フロートリグにピッタリ。大物がかかっても安心できるリールです。
この記事で21カルディアLT2500S-XHがフロートリグに最適な理由がわかるので、詳細を確認してみてください。
スペック


21カルディア LT2500-XH | |
---|---|
自重 | 190g |
ベアリング数 | 6 |
巻取り長さ | 87cm |
標準糸巻量 | PE0.6号 200m |
価格 | Amazonで18,000円前後 |
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フロートメバリングに使った使用感


- 巻き心地:巻き始めが重くなく、軽い力でゆっくり巻ける。
- 重量:190g ロッドとのバランスがとれていた。
- ハンドル:ねじ込み式でガタツキなし。
- パワー:魚を根に潜らせないパワー。ハイギアと大口径ギアの恩恵。
- ドラグ:特に問題なし。
- トラブル:ライントラブル無し。
- フロートリグ以外の使用:エギング・チニングに使えそう。
いい意味で期待を裏切られた巻き始めの軽さ
思った以上に巻き始めが軽かったです。
ハイギアのリールはリールを巻き始める瞬間が重くなりますが、カルディアは予想以上に軽く感じました。
少ない力でゆっくり巻けるので、手に力を入れず、竿先のアタリに集中できます。
フロート(シャローフリークエクスパンダ)を50m遠投してゆっく巻いても、ガタツキを感じず快適でした。


大物に対抗できて仕掛けの回収も早い
元気な魚でも、根に潜られる前に浮かせることができます。
ハイギア+大口径ギアが使われているので、ノーマルギアのリールよりも早く力強く魚を浮かせました。


シモリ付近でガシラを掛けたのですが、根に入られる前に引き離すことに成功。


根に潜られる前に浮かせられる
サイズ以上に引きの強い梅雨時期のメバルも、余裕を持ってファイトできます。


遠投して沖で魚をかけても、素早く寄せれるのでバラす確率が減少する感じでした。
フロートリグで遠投して、大物に対抗できるパワーのあるリールです。
カルディアLT2500S-XHがフロートリグに最適な理由
- 自重が軽いから釣りやすい
- 巻き上げが早いから釣りやすい
- 滑らかに巻けるので釣りやすい
実際にフロートリグで釣りをして快適に釣りができた21カルディアLT2500S-XH
具体的に良かったポイントを詳しく解説します。
自重が軽いから釣りやすい


小さいあたりを感じやすい
カルディアLT2500S-XHは、ハイギアでも自重は190g
アジング・メバリングに最適な200g未満の重さです。



フロートリグでアジ・メバルを狙う場合も、ロッドとリールを軽くしたほうが釣りやすくなります。
- 重たいリールより当たりが分かりやすい
- ロッドを立てても重たくないので釣りやすい
- 長時間釣りをしても腕の負担にならない
リールが軽いと、少ない力で竿を持てるので、竿先のアタリに集中できます。
例えば
大物のメバルほど前アタリが小さいので、無駄な力を入れずにアタリに集中してフッキング率アップに繋がります。
長時間釣りをする場合はロッド+リールの重量が軽いほど楽ちんです。
サーフではロッドを立てて釣る場合もあるので、タックルが軽いほうがメリットを受けれる場面が多くなりまよ。


リールが軽いとアタリを感じやすい
1万円台のハイギアのリールで200g未満は2機種のみ
- 1万円台
- ハイギア
- 200g未満
この条件を満たすリールはダイワの21カルディアか23レガリスの2機種のみ(2023年8月31日時点)。
23レガリスは発売前なので、発売後に購入してインプレしたいと思います。
巻き上げが早いから釣りやすい
21カルディアLT2500S-XHは大口径ギアが使用されており、通常サイズのギアが使用されたリールよりも巻き上げ力がアップしています。


右:大口径ギア
また、ハイギアでありハンドル1回転あたりのライン巻き取り量は87cmと長いです。
大型ギア搭載でハイギアのリールなので、リールに負荷がかかっても巻き上げが早くなるのです。
- 魚を根から素早く引き離せるので、根に潜られてバラす確率を減らせる
- 仕掛けを早く回収できるので、投げる回数を増やせる
筆者が従来使用していた大口ギアではないリール(19バリスティックLT2500S-C)と比較すると、21カルディアのほうが圧倒的に早く魚を寄せてこれると感じました。



魚に主導権を与えないので、バラすリスクを少なくできます。
仕掛けの回収も楽ちん


筆者のホームグラウンドである明石海峡周辺は潮の流れが早いです。
流しきった仕掛けを回収するときには、潮の流れに逆らって重たくなりますが、21カルディアでは少ない力で素早く回収できました。
大型ギア搭載のハイギアリールは、通常サイズのギア+ノーマルギアのリールよりも仕掛け回収が早くなって、キャストする回数も増えます。



キャスト回数が多くなると、釣れる確率もアップ!!
巻きが滑らかで釣りやすい
巻き感は滑らかで、ハンドルを回すときのガタツキを感じませんでした。
- 一定スピードでゆっくり巻けるので、フロートリグで釣りやすい
リールを巻くときにハンドルにガタつきを感じると、振動が違和感となり、一定スピードでリールを巻きにくくなります。
フロートリグは
”一定スピードでゆっくりリールを巻いて魚へのアピール時間を長くする釣り”
なので、滑らかで巻きやすいリールはフロートリグを使う必須条件です。
ハンドルを回す重さも、ハイギアのリールとしては軽いと感じました。
ハイギアのリールは巻きが重くなるので敬遠していましたが、21カルディアは筆者の予想よりも巻きが軽かったです。
大物に対抗できる巻き始めが軽いリールなので、大物を狙うときにはハイギアのリールを積極的に使おうと思います。


エギングにも使える


カルディアLT2500S-XHはエギングにも使えます。
エギングでのラインは、フロートリグを使うときと同じPE0.6号でOK
チニングやちょい投げにも使えるスペックですよ。
1台でいろんな釣りができるのでお得感がありますよね。



筆者はフロートリグでメバルが釣れるサーフで、サーフエギングを楽しんでます。


あえてデメリットを挙げるなら価格
デメリットは価格です。
Amazonや楽天等、Webでの価格は18,000円前後。
お小遣い制のサラリーマンアングラーが即決できる値段ではないかもしれません。



ただ、ダイワの大口径ギア採用のリールで最も安価なリールは21カルディアです。いざ大物がヒットしたときのために巻き上げパワーを優先したいなら21カルディアはこの価格でも買いだと思います。
他リールとの比較(スペックでの比較)
21カルディアLT2500S-XHと価格・スペックが近いリールの比較です。
すべてを購入して比較できないので、スペックと釣具店での展示リールを巻いた感じで比較しました。
価格、スペックを鑑みた対抗馬。
- 大口径ギアではないが価格を下げたい場合→23レガリスLT2500-XH
- 予算があり、巻きの滑らかさを向上させてもっと軽いリールが欲しい場合→20ヴァンフォード
21カルディア LT2500-XH | 23レガリス LT2500-XH | 20ヴァンフォード 2500SHG | 23ストラディック 2500SHG | 21アルテグラ 2500SGH | 22ミラベル 2500SGH | |
---|---|---|---|---|---|---|
重量 | 190g | 185g | 175g | 220g | 220g | 205g |
ベアリング数 | 6 | 5 | 7 | 6 | 5 | 5 |
1回転の 糸巻き量 | 87cm | 87cm | 89cm | 86cm | 89cm | 91cm |
標準糸巻量 | PE0.6号 200m | PE0.6号 200m | PE0.6号 200m | PE0.6号 200m | PE0.6号 200m | PE0.6号 200m |
価格 | 18,000円前後 | 10,000円前後 | 23,000円前後 | 20,000前後 | 13,000前後 | 12,000円前後 |
購入する | 購入する | 購入する | 購入する | 購入する | 購入する |
できるだけお得に買うためには、Amazonのセールか楽天での購入が狙い目です。


まとめ


フロートリグに最適なリール21カルディアLT2500S-XHのインプレでした。
21カルディアLT2500S-XHの特徴
- 巻き心地:巻き始めが重くなく、軽い力でゆっくり巻ける。
- 重量:190g ロッドとのバランスがとれていた。
- ハンドル:ねじ込み式でガタツキなし。
- パワー:魚を根に潜らせないパワー。ハイギアと大口径ギアの恩恵。
- ドラグ:特に問題なし。
- トラブル:ライントラブルは無し。
- フロートリグ以外の使用:エギング・チニング・ちょい投げ。
- 自重が軽いから釣りやすい
- 巻き上げが早いから釣りやすい
- 滑らかに巻けるので釣りやすい
滑らかに巻けて、パワーもある、フロートリグに最適なリールです。
大口径ギアのパワーで、魚に主導権を与えないのでバラす確率を下げれるのがいいですね。
価格は18,000円前後で少しお高めですが、ダイワの大型ギア採用リールでは最も安価。
フロートリグでは、大物がかかる確率が高くなるのでパワーのあるリールを選ぶと安心です。
21カルディアLT2500S-XHを使って、フロートリグで大物を狙いましょう!