メバリングを始めたけど、なかなかメバルが釣れなくて困っていませんか?
思ったように釣れない。
もう辞めようと思っている。
と考えている方もいますよね。
僕もそうでした。
せっかくメバリング用の釣具を揃えたのに、全然釣れないので道具を売ってしまおうと思ったことがあります。
しかし、勉強と実釣を重ねていくうちに釣れるコツが分かってきました。
今回は僕の経験をもとに
- メバルを釣るコツ4選
- 釣れないときにやってみるべきこと6選
を解説します。
メバルが釣れなくて悩んでいる方は参考にしてください。
- メバリングのポイント選びのコツ
- メバリングの釣り方のコツ
- メバリングの情報を集める方法
- 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
- 明石近郊がホームグラウンド
- 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
- サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤
メバルを釣るコツ4選
メバルを釣るためのコツは4つです。
- メバルが釣れている釣り場を選ぶ
- メバルが釣れる時期に釣る
- 釣れやすい時間に釣る
- 潮が良い時に釣る
場所、季節、時間、潮が大事ということですね。
いくら高い釣具を使っても、メバルがいなければ釣れません。
釣れる時は100均のワームでも釣れますし、サビキ釣でもつれちゃいます。
じゃあ、どうやって釣り場、季節、潮、時間を選べばよいか。
具体的に解説します。
メバルが釣れている釣り場を選ぶ
メバルが釣れている釣り場を、ネット・雑誌・テレビを使って探し出しましょう。
メバルがいない釣り場で何時間釣りをしても、釣れません。
僕が実際に使っている情報源は以下の通りです。
これらの情報源から、以下2点を確認します。
- 直近1週間で釣れているか
- 過去の同じ時期に釣れているか
直近1週間で釣れていれば、メバルの活性が悪くない時期ということです、
また、過去にメバルが釣れていた釣り場は、メバルの隠れ家である障害物があったり、メバルの回遊コースになっていたりする可能性が高いです。
そのため、今後もメバルが釣れる確率が高くなります。
ただし、ひとつだけ注意すべきことがあります。
雑誌とテレビの情報は2週間〜1ヶ月ほど前の情報なので、最近の釣果ではないということです。
雑誌に載っていた釣り場が、雑誌を読んでいる翌日も同じ状況である可能性はとても低いです。
- 雑誌とテレビの情報→昨年の参考情報
- ネットの情報→直近の有力情報
このように情報の精度を分けておくと、優先すべき情報源が明確になりますよ。
複数の情報源を駆使して、メバルが釣れている釣り場を探しましょう。
メバルの釣れる時期に釣る
メバルが釣れやすい時期は12月〜1月、3月〜5月です。
- 産卵のために接岸する
- メバルの適正水温(12℃〜16℃)である
この2点が理由です。
12月〜1月にメバルは産卵のために岸近くに寄ってきて、活発にエサを食べるようになります。
産卵後は体力が落ちるので1ヶ月ほど連れにくい時期がありますが、体力が回復した3月以降は再び釣れるようになります。
産卵時期に釣れるメバルは、お腹の中に子供がいるときがあります。メバルの個体数を減らさないために、子持ちの魚が釣れたら逃してあげましょう。
また、メバルが活発になる水温は12℃〜16℃と言われています。
そのため、水温が20℃を超えるような夏場は食いが悪くなって釣れにくいのです
潮が良いときに釣る
一般的に、満潮の2時間前後が狙い目です。
- 潮が動いている(流れがある)
- 潮位が高い
この2つの条件を満たしていると、釣れる確率が高まります。
夜のメバルは潮の乗って流れてくるエサを待ち構えています。そのため、潮が動いていないとメバルの食い気が落ちてしまいます。
さらに満潮で水深が深くなると、水深が浅い足元付近にも寄ってくるので、干潮より釣れやすいです。
潮の動きと、潮位、のどちらが重要かと考える場合、重要なのは潮の動きです。
潮が動かないとメバルのエサが流れてきません。そのため、メバルの食い気が落ちます。
満潮でも潮の流れが無いときは、釣れる望みが薄いと考えてください。
釣れやすい時間に釣る
釣れやすい時間は夜です。特に夕暮れから数時間は釣れやすいです。
メバルは日中は岩陰やテトラポットの間に隠れてじっとしていますが、夜になるとエサを求めて海面付近まで上がってきます。
活発にエサを食べるようになるので、昼間よりも夜のほうが釣れやすいのです。
僕はメバリングを始めた当初、メバルが表層にいることに対して半信半疑でした。
しかし、実際にワームを表層で巻いてくるだけで簡単にメバルが釣れる経験をして、とても驚いたのを覚えています。
日が暮れた途端にメバルが表層で釣れるようになったのです。
メバリングが初めての方は、夜の釣りから始めると釣れる確率がアップします。
釣れないときにやること6選
釣れる場所、時期、時間、潮のすべての条件が揃っていても釣れない場合があります。
釣れないときは、釣り方やポイント選びに問題があることが多いです。
そこで、なかなか釣れない場合にやってみるべきことをまとめました。
なお、ナイトゲームでワームを使って釣る場合の解説となります。
- 場所を移動する
- ワームを変える
- ジグヘッドの重さを変える
- 狙う深さを変える
- リールを巻くスピードを変える
- 諦める
場所を移動する
釣れない時は1箇所で粘らずに場所を移動してください。
メバルは群れで行動していることが多いです。
群れを見つけるため、いろいろな場所にワームを投げてみてください。
メバルがいれば3投以内でアタリがあります。
何回投げてもアタリが無い場合、メバルがいないことが大半です。
移動してメバルのいる場所を探しましょう。
ワームを変える
釣れない時は色・形・大きさの異なるワームをいろいろ試してください。
メバルが食べているものに近い形のワームであれば、すぐにアタリがあります。
例えば「アミ」と呼ばれる小さいエビが主食の時期に、太くて長いワームを使っても釣れにくいです。
メバルが小さいエビやプランクトンを食べている時は小さいワームを使うとすぐにアタリがあります。
でも、どの時期にどのワームが効果的か、経験を積まないと分かりませんよね。
良いワームが分からないうちは、いろんなワームを試して釣れるワームを探すしかありません。
同じ場所に通っていると、釣れるワームが見つかるようになりますよ。
いろいろ試してみて、釣れるパターンを探すこともメバリングの面白さの一つです。
ジグヘッドの重さを変える
軽いジグヘッドにすると、途端に釣れる時があります。
軽いジグヘッドの方が、ワームが水中でフワフワと漂いやすいです。
ワームがフワフワ漂う姿が、やる気のないメバルでもやる気スイッチを入れる時があります。
最初は1.5gのジグヘッドを使って、釣れない時は徐々に軽くしてみてください。
1.5gのジグヘッドで釣れなかったのに、0.8gにしたらすぐに釣れた経験があります。
狙う深さを変える
表層で釣れなくても、中層や底付近で釣れることがあります。
表層→中層→底の順番でワームを投入して下さい。
メバリングは「ワームを表層付近でゆっくり引いてくる」が基本です。
しかし、メバルがいつでも表層にいるとは限りません。
波が立っていたり、水温が急激に下がったりすると、中層〜底付近に移動することもあります。
表層狙いにこだわらず、臨機応変にいろんな深さを狙うことがポイントです。
リールを巻くスピードを変える
ゆっくりリールを巻くことがメバリングの基本ですが、リールを早く巻くと釣れるときもあります。
早く巻いてメバルが釣れる経験は、僕も実際に体験したことがあります。
ワームが防波堤の近くまで来たので回収しようとしてリールを早まきしたとき、足元付近でメバルが食いついてきました。
セオリー通り「ゆっくり巻く」以外のパターンでも釣れる時があります。
諦める
何をやっても釣れないときは諦めましょう。
釣りは自然相手の遊びです。
釣れないときもある、仕方ない。と割り切って、帰って早く寝るのが吉です。
まとめ
メバリングでメバルを釣るためコツと、釣れないときにやってみることを紹介しました。
- メバルが釣れている釣り場を選ぶ
- メバルが釣れる時期に釣る
- 釣れやすい時間に釣る
- 潮が良い時に釣る
- 場所を移動する
- ワームを変える
- ジグヘッドの重さを変える
- 狙う深さを変える
- リールを巻くスピードを変える
- 諦める
メバリングを始めたばかりのころは、釣れるコツやポイントの選び方がなかなか分からないですよね。
今回紹介したコツを実践してもらえれば、メバルが釣れる確率がグッと高くなります。
地域によって釣れる時間や時期は差がありますが、釣れる場所で釣れるときに釣るという基本は変わりません。
しかし、釣りは自然相手の遊び。
「絶対に釣れる日・絶対に釣れる釣り方」は存在しません。
ときには諦めも大事です。
釣れない日があるから、釣れるときが一層楽しくなる!という考えがいいかもしれません。
この記事が、皆さんの次の釣りに役立てば嬉しいです。