- フロートリグ用リールのおすすめを知りたい
- ジグ単のリールと併用できる?
- サラリーマンのお小遣いでも買えるリールのおすすめが知りたい
こんな悩みにお答えします。
フロートリグで釣ってみたい、と思っても、どんなリールを使えばいいか迷いますよね。
この記事では、筆者が実際に使って使用感を確かめたフロートリグ用おすすめリールを紹介します。
- ネットや釣具店で入手しやすいメーカー(ダイワ/シマノ)から選定
- 筆者が使用した実績のあるリールを選定
- 番手違いで使用してないリールが1台あり
- 予算を3段階(5千円前後・5千円〜1万円・2万円前後)に分けて選定
お小遣い制サラリーマンアングラーの筆者が購入前から厳選して選んだリール6台。
この記事を読めば、コスパが良く、性能もバッチリのフロートリグ用リールを選べます!
- 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
- 明石近郊がホームグラウンド
- 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
- サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤
フロートリグ用リールを選ぶ基準
- リールの番手
- ハイギアorノーマルギア
- リールの重さ
リールの番手
- 5以上のフロートを使う場合:2500番〜3000番のリール
- 5g未満のフロートを使う場合:1000番〜2000番のリール
リールの番手が大きくなると、パワーが強くなり、太い糸(ライン)をたくさん巻けるようになります。
5g以上のフロートを使う場合、PEライン0.6号を200m巻ける2500番以上のリールがベスト。
重たいフロートを使って50m以上遠投する場面もあるので、フロートの重さに耐えれるPE0.6号を多目に巻けるリールがベストです。
5g未満のフロートの場合、PEライン0.3号〜0.4号を100m〜150m巻ける1000番〜2000番のリールでOKです。
フロート5g未満の場合は、ジグ単を使うリールと同じでOK
ハイギアorノーマルギア
- 5以上のフロート:ハイギアがおすすめ
- 5g未満のフロート:ノーマルがおすすめ
- ハイギアのリール:ハンドル1回転で回収できる糸(ライン)の量が多い。
- ノーマルギアのリール:ハンドル1回転で回収できる糸(ライン)の量はハイギアより少ない。
リールは、同じ大きさでもハンドル1回転で回収できる糸(ライン)の量が異なります。
遠投して大型のアジ・メバルがヒットする確率が高い5g以上のフロートを使う場合、リールはハイギアがおすすめです。
沖で魚をかけても、すぐに寄せてバラす確率を減らせます。
一方、ジグ単や5g未満のフロートを使う場合はノーマルギアがおすすめ。
飛距離はそこそこなので、ワームをゆっくり巻いて魚へのアピール時間を長くできるメリットがあります。
リールの重さ
リールの重さは200g未満がおすすめです。
200g未満のリールがよい理由
- 軽いのでアタリに集中できる
- 手に力が入らないので、アタリへの反応が早くなる。
- 長時間釣りをしても、疲れにくい。
リールが重くなるほど釣りにくく、しんどくなってきます。
リールが軽くいほど扱いやすくなりますが、軽いリールほど価格が高くなるのが一般的。
この記事で、価格とコスパを考慮したリールを紹介するので、参考にしてくださいね。
予算5,000円のおすすめリール
20クレストLT2000S
特徴
- おすすめフロート:5g未満
- Amazonで4千円前後
- 重量215gでも実釣に支障なし
こんな釣り人におすすめ
- 使える最安値のリールでよい
- リールよりも竿に投資したい
今回紹介するフロートリグ用リールのなかで、最安値のリールです。
安くても、”ATDドラグ”という高性能なドラグが搭載されており、魚の引きに追従してラインが出ていく仕様。
大型のメバルに対抗できる性能を備えてます。
PE0.6号を巻けば5g以上のフロートも使えますが、ジグ単で使いにくくなるのでおすすめしません。
PE0.3号〜0.4号を巻いておけば、ジグ単も5g未満のフロートリグも、どちらも使えます。
とにかく初期費用を抑えてアジング・メバリングをしてみたい釣り人にピッタリのリールです。
17セドナC2000S
特徴
- おすすめフロート:5g未満
- Amazonで4千円前後
- 重量215gでも実釣に支障なし
こんな釣り人におすすめ
- 使える最安値のリールでよい
- リールよりも竿に投資したい
ダイワの20クレストとほぼ同性能の、シマノ 17セドナです。
こちらもAmazonの販売価格は4,000円前後。
20クレストと17セドナで迷った場合は、価格の安い方を買えばOKです。
数少ない違いはハンドルの巻き出しの重さ。
17セドナは20クレストよりもハンドルの巻き始めが軽いです。
ハンドルの巻き感は実釣に大きな差が出るほどの差ではないので、気にしすぎなくてもOK
17セドナはモデルチェンジされて23セドナが発売されています。
23セドナは実売価格が6,000円以上なので、予算5,000円では買えなくなってしまいました。
予算10,000円のおすすめリール
23レガリスT2500S-XH
特徴
- おすすめフロート:5g以上
- Amazonで10,000円未満
- ねじ込み式ハンドルで巻きが滑らか
こんな釣り人におすすめ
- 安いリールはイヤ。そこそこの価格で高性能なリールがほしい。
- 1万円未満で高性能なリールがほしい。
予算1万円なら、23レガリス1択!
軽量・ハイギア・ねじ込み式ハンドルと、フロートリグに有利なスペックを全部満たしてます。
特にねじ込み式ハンドルは大きなメリット。
リールを巻くときの小さなガタツキが無いので、アタリに集中することができます。
ねじ込み式の他リールと比較すると、23レガリスは頭一つ抜けたスペックです。
他のリールとの比較
23レガリス LT2500S-XH | 21カルディア LT2500S-XH | 22サハラ 2500SHG | 21ナスキー 2500SHG | 21アルテグラ 2500SHG | 22ミラベル 2500SHG | |
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メーカー | ダイワ | ダイワ | シマノ | シマノ | シマノ | シマノ |
重量 | 185g | 190g | 240g | 240g | 220g | 205g |
価格 | 10,000円前後 | 18,000円前後 | 7,000円前後 | 10,000円前後 | 13,000前後 | 12,000円前後 |
予算5千円以上出せるなら、6千円や7千円のリールを買わずに、23レガリスの購入を強くおすすめします。
エギングにも使えるスペック
23レガリスLT2500S-XHは、フロートリグだけでなくエギングにも使えます。
5g以上のフロートリグ用リールを探している釣り人は、23レガリスを購入すれば間違いないですよ。
23レガリスLT2000S
特徴
- おすすめフロート:5g未満
- Amazonで10,000円未満
- ねじ込み式ハンドルで巻きが滑らか
こんな釣り人におすすめ
- 安いリールはイヤ。そこそこの価格で高性能なリールがほしい。
- 1万円未満で高性能なリールがほしい。
23レガリスは2000番でも価格、重量の面で他のリールより抜きん出たコスパの良さです。
ライトゲーム専用リールの”ソアレBB” “月下美人X”と比較した場合
- ベアリング数は同じ5個
- 重量は同じかレガリスが軽い
- 価格はレガリスが1番安い
他の1 万円前後のリールと比較しても、23レガリスはスペック、コスパでナンバーワンだと思います。
23レガリスLT2000Sと他の2000番リールとの比較
23レガリス LT2000S | 23ソアレBB 2000SSPG | 20月下美人X 2000S-P | 21フリームス FCLT2000S | 22ミラベル C2000S | |
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メーカー | ダイワ | シマノ | ダイワ | ダイワ | シマノ |
重量 | 185g | 185g | 200g | 185g | 180g |
ベアリング数 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
価格 | 8,000円前後 | 13,000円前後 | 11,000円前後 | 10,000前後 | 12,000円前後 |
筆者は2000番のレガリスを使ってませんが、2500番のレガリスの軽さ・巻き感の良さを鑑みると、2000番でもレガリス一択だと感じます。
予算20,000円のおすすめリール
21カルディアLT2500S-XH
特徴
- おすすめフロート:5g以上
- パワーが強いので魚を根に潜らせない
こんな釣り人におすすめ
- 魚をバラす確率を下げて、確実に釣り上げたい。
- 予算2万円未満で高性能なリールがほしい。
大型ギアのパワーで、魚に主導権を与えず、バラス確率を減らせる21カルディアです。
20cmオーバーのガシラがかかっても、根に潜られる前にリールのパワーで浮かせました。
シャローフリークエクスパンダなどで遠投して、50m以上沖で大物がかかっても安心して魚とやり取りできます。
ハイギアのリールでも巻き出しが軽いので、長時間釣りをしてもストレスを感じません。
ギアが大きいのでハンドルを軽く回せるため、ゆっくり一定速度でリールを巻くフロートリグに適したリール。
予算2万円なら、優先して購入検討してほしいリールです。
23ストラディックC2500S
特徴
- おすすめフロート:5g以上
- 2500番のパワーと、ゆっくり巻いて魚にアピールできる2000番のメリットを併せ持つ
こんな釣り人におすすめ
- 魚とのファイトを長く楽しみたい
- コンパクトなリールで釣りやすさを優先したい
5g以上のフロートリグで、魚とのやりとりを楽しみたい釣り人におすすめのリール。
ハンドル1回転あたりのライン巻き取り量は70cmなので、魚を寄せるスピードはハイギアよりも遅いです。
回収スピードが遅いことは一見デメリットに感じますが、長く魚とのファイトを楽しめるメリットと捉えることもできます。
魚が低活性の場合、ワームをスローに引いてゆっくりアピールできる利点もありますね。
ハイギアでは、気をつけないとワームを引いてくるスピードが速くなりすぎるときがあります。
魚をすぐ寄せれるハイギアのメリットはないですが、魚と長くファイトしてフロートリグを楽しみたい釣り人向けのリールです。
まとめ
フロートリグ用リールは、主にフロートの重さでリールの番手が変わります。
- 1000番〜2000番は5g未満のフロートにおすすめ。ジグ単とも併用可能。
- 2500番〜3000番は5以上のフロートにおすすめ。エギングやチニングにも使える。
フロートリグを使えるようになると、沖にいるスレてない高活性なアジ・メバルを狙えるので、釣果アップが期待できますよ。
フロートリグ用リールで悩んでる釣り人は、今回紹介したリールから予算に合わせて選んでみてください。
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