- 釣れるパターンを素早く探せる
- 寒くても簡単にフロートリグが作れる
- フロートリグ専用タックル不要
- ジグ単とフロートリグを併用できる
- キャスト時に絡まりやすい
- 転がって落水
ラインを切らずにフロートリグが作れるフロート、ソアレアウトシュートのインプレです。
フロートリグを簡単に作れると聞いたので、メバリングに使おうと思って購入。
実際に使ってみると、ラインを切る/結ぶ作業が無いので簡単にフロートリグが作れました。
もちろん、メバルもばっちり釣れました。
フロートリグを作ったことがなくても、簡単に仕掛けを作れますよ。
次回の釣行からカバンに1つ入れておくと釣りの幅が広がるので、おすすめです。
- 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
- 明石近郊がホームグラウンド
- 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
- サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤
ソアレアウトシュートの特徴
カラー・重さ
カラーは緑(ノーマル)と白(グロー)の2色。
型式 | 色 |
---|---|
SF-A11Q | 緑 |
SF-A21Q | 白(グロー) |
重さは3.6g〜7.0g間で7種類。
重さ(g) | 沈下速度 |
---|---|
3.6 | 少し浮く |
3.8 | 海面にぎりぎり浮く |
4.1 | 約4.5秒/m |
4.5 | 約4.0秒/m |
5.0 | 約3.5秒/m |
6.0 | 約3.0秒/m |
7.0 | 約2.5秒/m |
表層を狙う場合は3.6gか3.8gがベスト。
4.1g以上は沈むタイプです。ゆっくりと沈ませる釣り方に適しています。
大きさ・外観
大きさは1円硬貨と同じくらい。
ノーマルもグローも同じ形です。
本体部分とフィンに分かれており、フィンにラインを通して、ラインを挟んで使います。
ソアレアウトシュートの使い方
取り付け方法
ラインを挟む『くぼみ』にラインを通す。
フロートを付ける位置
リーダーに取り付けます。
取り付ける位置は、ジグヘッドより60cm〜80cmの距離。
リーダーの長さは100cm〜200cmあれば安心です。
釣り方
- 竿先から50cmほどフロートを垂らして、キャスト。
- 着水時にリーダーの絡みを防止するためにサミング(後述)。
- 1秒〜5秒の間でリールを1回転のスピードで巻いてくる。
実際に釣りをした感想
簡単にフロートリグができる!
ラインを切る/結び直すの作業がなく、仕掛け交換のストレスがほぼ無かったです。
冬場で手が冷たいときでも、すぐにフロートリグが完成しました。
キャストするとき少し仕掛けが絡みやすくなりましたが、タイミングよくサミングすれば大丈夫。
ジグ単からすぐにフロートリグに交換できるので、釣り時間が短いときでも時間を有効活用できます。
ラインが風で煽られたり、フロートの穴にラインが入らなかったりするイライラは皆無でした。
飛距離は25〜30m
無風で25m程度、追い風なら30m以上飛びました。
ジグ単1.5gの飛距離が15mくらいなので、追い風時には倍の距離を稼げます。
魚の食いは中通しタイプと変わらない
ソアレアウトシュートは固定型のフロート。
魚がワームを食べたとき、固定型フロートの重さを感じて食いが悪くなることを懸念してましたが…
実釣では食い悪さを感じませんでした。
アタリが出ても乗らない、という状況はほぼなし。
中通しタイプのフロートと大差は感じませんでした。
乗らないときも、連続で何匹も乗らないわけではなかったので、固定型が理由で食いが悪くなることはなさそうです。
購入して良かったこと
- 釣れるパターンを素早く探せる
- 寒くても簡単にフロートリグが作れる
- フロートリグ専用タックル不要
- ジグ単とフロートリグを併用できる
釣れるパターンを素早く探せる
ジグ単からフロートリグ、フロートリグからジグ単への仕掛けチェンジがワンタッチでできるので、その日釣れるパターンを素早く探せます。
- ジグ単で釣れなければ、ソアレアウトシュートを付けてフロートリグに。
- フロートリグが釣れなければ、ソアレアウトシュートを外してジグ単に。
こんな感じで簡単にローテーションできます。
ジグ単からフロートリグへの仕掛け交換はめんどくさいでくよね。
ラインを切る/結ぶ作業があるので、フロートリグを作りたくても「まぁいっか」と思いがち。
ソアレアウトシュートはラインを挟むだけで、切る/結ぶ作業がありません。
ジグ単からフロートリグに変えると、数投ですぐ釣れた経験があります。
寒くても簡単にフロートリグが作れる
寒いときでも簡単にフロートリグが作れます。
寒さで手の感覚が無い時に、ラインを結び直してフロートリグを作ろうと思えないですよね。
手がかじかむと、フロートを落としたり、ラインがフロートの穴に入らないなど、フロートリグを作るときにイライラします。
ソアレアウトシュートはラインを切る/結ぶ作業が無いので簡単にフロートリグが作れます。
寒いときでも仕掛けを作り直すイライラがありません。
フロートリグ専用タックル不要
フロートリグは専用タックルが必要と思っていませんか?
ソアレアウトシュートは4.5g未満であれば、専用タックル不要です。
ほとんどのアジング・メバリングロッドはオモリ負荷(竿が耐えれるオモリの重さ)は5gです。
そのため、4.5gまでのフロートと0.3gまでのジグヘッドであれば、ほとんどのアジング・メバリングロッドでフロートリグが使えます。
わざわざ専用の竿とリールを買わなくても、ジグ単用の竿とリールでフロートリグが使えますよ。
ジグ単とフロートリグを併用できる
フロートを付けたけど、やっぱりジグ単に戻したい…
こんな場合、フロートを外すだけでジグ単に戻せます。
ラインを挟むフィンはゴムなので、極度にラインを傷つけません。
フロートを外したあとのラインのヨレも少ないです。
イマイチだったこと(対策あり)
- キャスト時に絡まりやすい
- 転がって落水
キャスト時に絡まりやすい
フロートリグの宿命です。
どんなフロートリグでも、ジグ単より絡みやすくなります。
絡まる理由
フロートリグは、キャストするときに重たいフロートが先行して飛んでいき、軽いジグヘッドは後からついてきます。
着水時はフロートが先に着水して、上からジグヘッドとラインが落ちてきます。
下の図のように水色部分のラインと黒色部分のラインが交錯し、仕掛けが絡まりやすくなります。
絡み防止の対策
絡み防止の対策は「サミング」です。
サミングの方法
放出されるラインを指で止めることで、飛んでいるフロートはブレーキがかかりますが、ジグヘッドだけはフロートより前に飛んでいきます。
ジグヘッドがフロートの上ではなくフロートより前に飛んで着水するので、ラインが一直線になり、絡みを防止できるのです。
転がって落水
形が球状なので、落とすと転がって止まりません。
誤って海側に転がると、海中にポチャン。
筆者は、取付時に手が滑ってグロータイプを海に落としました……
海から離れるか、海に背を向けてフロートをセットするといいかと思います。
釣りで使う際はお気をつけください。
ソアレアウトシュートに適したロッド・リール
ソアレアウトシュートは3.6g〜7.0gまで7種類。
フロートの重さ5g以上か5g未満かで最適なロッドとリールが変わるので、こちらの記事でおすすめを確認してくださいね。
まとめ
ソアレアウトシュートのインプレでした。
- 釣れるパターンを素早く探せる
- 冬場でもフロートリグが作れるメリット
- フロートリグ専用タックル不要
- ジグ単とフロートリグを併用できる
- キャスト時に絡まりやすい
- 転がって落水
ジグ単釣れないときに簡単にフロートリグにチェンジできるので便利なフロートでした。
特に釣りに行った日にメバルが表層付近まで浮いている場合、短時間でフロートリグを作って表層を探ることができます。
ジグ単がいい日もあれば、フロートリグがいい日もあるので、カバンに1個入れておけばその日の釣れるパターンに合わせることができますよ。
仕掛けの絡みを防止するには少し慣れが必要ですが、繰り返しキャストすれば覚えてきます。
釣り方の引き出しを増やして、釣果アップするためにカバンに1個入れておけば便利なフロートです。