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- エギングってシャクリ不要なのでは?
- 夜のエギングの釣り方が知りたい!
- ただ巻きエギングって何?
こんな悩みにお応えする記事です。
エギングはエギをシャクって食わせる釣り方が当たり前!と思っていませんか?
実は、シャクリ不要でリールを巻くだけの”ただ巻きエギング”でも、アオリイカが釣れるのです。
筆者はここ2年ほどただ巻きエギングで釣果を伸ばしてきました。
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ただ巻きエギング
常にラインが張っているのでアタリがわかりやすく、初心者の方でも釣りやすいただ巻きエギング。
この記事で釣り方やタックルを詳しく解説するので、次回のエギングでただ巻きを試してみてくださいね。
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- 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
- 明石近郊がホームグラウンド
- 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
- サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤
ただ巻きエギングはこんな釣り方
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ただ巻きエギングとは、エギを投げてリールを一定スピードで巻いてくる釣り方です。
エギングは竿を上下に動かして(シャクって)エギを跳ねさせる釣り方が一般的ですよね。
ただ巻きエギングはエギが上下に動かず、水平移動します。
リールを一定スピードで巻くだけなので、釣り方がとても簡単。
エギング初心者の方でも、アタリを感じやすく釣りやすい釣り方です。
こんな時にただ巻きエギングが効果的!
- 夜の釣りでアタリが分かりにくいとき
- シャックっても全然アタリがないとき
ラインが見えない夜の釣り。
ラインのたわみが多いシャクる釣り方ではアタリを逃してしまうときがあります。
そんなときは、ただ巻きエギング!
常にラインが張った状態なのでアタリが竿先にダイレクトに伝わり、初心者でも簡単にアタリを感じることができます。
また、エギをシャクってもシャクっても全然釣れないときがありますよね。
アタリがないときは、エギの動きが不自然でイカが警戒しているのかも…
リールを一定スピードで巻くだけのただ巻きエギングは、エギが不自然に動かないのでイカに警戒心を与えません。
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シャクる釣り方がよくわからん!という方は、ただ巻きエギングを試してみてください。
ただ巻きエギングの釣果
筆者がただ巻きエギングでアオリイカを釣った実績の紹介です。
ただ巻きエギングは、イカが餌を求めて浮上してくる夜が釣れやすいです。
日中でも、海底を狙えば釣れるときもありますよ、
漁師さんも使う”ただ巻き”釣法
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”ただ巻きエギング”は実はプロの漁師さんが使う釣法と同じです。
漁師さんがアオリイカを狙う漁法のひとつに『曳き釣り』があります。
エギを水平移動させる方法は、ただ巻きエギングと同じ。
ただ巻きエギングはプロの漁師さんも使う実績十分の釣りなのです。
こちらのP150−151に曳き釣り詳細が書かれています。
ただ巻きエギングの釣り方
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- エギを投げる
- エギが着水したらリールを巻く
- リールを巻くスピードは、1秒〜2秒でハンドルを1回転
- エギを投げる
- エギが着水したら底まで沈める
- 2、3回しゃくる
- エギをフォールさせず、リールを巻く
- リールを巻くスピードは、1秒〜2秒でハンドルを1回転
- 5回〜10回リールを巻いたら、2、3回しゃくる
- エギをフォールさせず、リールを巻くorフォールさせてしゃくってリールを巻く
- 繰り返し
夜は表層をただ巻き
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ただ巻きエギングが最も釣れやすいのは夜。
夜はイカが餌を求めて表層に上がってくるので、表層ただ巻きで釣れやすくなります。
実際、筆者がただ巻きエギングで釣ったのは大半が夜の釣り。
表層ただ巻きや、エギを5秒〜10秒沈めてただ巻きさせるなど、狙う深さを少し変えながら釣るのがポイントです。
日中はエギを沈めてただ巻き
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ただ巻きエギングは日中も効果的です。
日中の狙う深さは底。
エギを底まで沈めて、2、3回しゃくってアピールした後、ただ巻き開始です。
多くのエギンガーはシャクってばかりなので、ただ巻きで水平移動するエギはアオリイカにとって新鮮に見えるのではないでしょうか。
アタリは竿先に感じる重み
ただ巻きエギングのアタリは、リールを巻いているときに竿先が重くなります。
重さを感じたら、少し強めにアワセてください。
経験上、竿先をでチョンと合わせるだけではフッキング成功率が低いので、強めにアワセる方がベターです。
アタリの出方は、夜も昼も同じです。
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体感的に、夜のほうがアタリが大きい気がします。
ただ巻きエギングのタックル
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- ロッド:8f以上のエギングロッド
- リール:2500番〜3000番
- ライン:PEライン0.6号〜0.8号
- リーダー:3号(12lb)
- エギ:2.5号、3号、3.5号
ロッド・リール・ラインは普通のエギングといっしょ
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ただ巻きエギングのロッド・リール・ラインは特別なものは不要。
しゃくるエギングのタックルと同じでOKです。
ロッドは8.6ftがおすすめ
ロッドは遠投性と釣り易さのバランスが取れていりる8.6ftがおすすめです。
ロッドの硬さはMLかMがベター。
Hのロッドも使えますが、硬すぎるのでイカの引きを楽しめません。
リールはねじ込み式ハンドルが釣りやすい
リールを巻く動作が大半のただ巻きエギング。
ハンドルを巻くときにガタツキやノイズの少ないねじ込み式ハンドルのリールが釣りやすいです。
価格を抑えてねじ込み式ハンドルのリールを買うとすれば、ダイワのレガリスLT2500S-XHがおすすめです。
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PEラインは0.6号がベター
PEラインは細いほうがよく飛ぶので0.6号がおすすめ。
0.5号まで細くすると、フルキャストのときに高切れのリスクが高くなります。
エギを沈めてただ巻きするときもあるので、シンキングPEを使うとシャロータイプのエギでも沈みやすいです。
リーダーは太めにして根ズレ防止
ただ巻きエギングのタックルで、普通のエギングと異なる部分はリーダーの太さ。
リーダーは3号(12lb)程度を使ってください。
海底の岩や海藻に擦れて、ラインが切れるリスクを少なくできます。
筆者が使っているリーダー
日中のただ巻きエギングと、サーフエギング対策
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ただ巻きエギングは表層を釣るから根掛かりしないよね?
リーダーは細くてもいいんじゃないの?
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実はこんな場面でリーダーが切れるリスクありです。
リーダーが切れるリスク
- 日中→海底に沿ってエギを引いてくるので、海底の岩や海藻にこすれてラインブレイク
- サーフエギング→浅場で釣るので、エギが海底に到達して岩や砂利でラインブレイク
日中は海底を引っ張ってくるので、リーダーが傷つきやすくなります。
サーフで釣るときは、手前までエギを引いてくると高確率で海底を引きずっています。
ラインが砂利や石に擦れて傷つくリスクが高くなるので、リーダーは太いほうが安心です。
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体感ですが、リーダー3号でもアオリイカの食いが悪くなることはないです。
ただ巻きエギングにおすすめのエギ
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- 2.5号ベーシックタイプ
- 3号シャロー/スーバーシャロータイプ
- 3.5号シャロー/スーパーシャロータイプ
3号/3.5号のシャロー/スーパーシャロータイプが基本
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パープルシャドー
エギは重くて沈下速度の遅い3号/3.5号のシャロー/スーパーシャロータイプがおすすめです。
特に夜は表層で釣れることが多いので、表層をキープできるように沈む速度がゆっくりエギがベター。
3.5号のエギを使うことで遠投し、広範囲を探れるメリットもあります。
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日中はベーシックタイプもOK ただし根掛かり注意
海底付近を釣る日中は、早く沈めたいのでシャロータイプでなくてもOK
ただし、エギを巻く速度がゆっくりすぎると根掛かりのリスクが高くなります。
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シャロータイプではない場合、リールを巻く速度を早めれば根掛かりリスクは解消されます。
2.5号が有効なときもある
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秋口、アオリイカが小型の場合や、波打ち際までアオリイカが接岸してる場合は2.5号のエギが効果的な日もあります。
波打ち際でアオリが釣れた実績
3号や3.5号で釣れないときのため、2.5号も準備しておけば安心です。
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2.5号はシャロータイプでなくてもOK
ただ巻きエギングの釣り場
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防波堤
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いつものポイントで、ただ巻きエギングをしてみてください。
湾内、先端、テトラ帯、しゃくるエギングで釣れてるポイントは、ただ巻きエギングのポイントでもあります。
砂浜(ゴロタ浜)
![](https://tsuritoiroiro.com/wp-content/uploads/2023/09/3D3FB206-DA9C-4C4B-A749-1375F99A951B.jpeg)
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活性の高いイカが狙える
ゴロタ浜はただ巻きエギングで狙いたい最優先の釣り場。
エギンガーが少ないので、スレてないイカが釣れる確率が高いです。
スレてないイカはアタリも大きいので、意外にも釣りやすいゴロタ浜。
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筆者のただ巻きエギングの実績も、ゴロタ浜が多いです。
砂浜(海水浴場)
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海水浴場は、とても穴場。
エギンガーがほぼいないので釣りやすいです。
更にアオリイカが釣れます。
沖で深くなっている海水浴場が狙い目
![](https://tsuritoiroiro.com/wp-content/uploads/2023/09/6E929ED8-5488-4CFE-ADA7-7513C70AD873.jpeg)
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筆者の体験ですが、遠浅の海水浴場よりも40〜50m沖で急に深くなっている海水浴場のほうが釣れる確率が高いです。
海水浴場のような浅場には、基本的にイカは定着していません。
回遊するイカを狙うことになります。
海水浴場の近くが急に深くなっていれば、日中は深みにいるイカが、夜は浅場に餌を求めて回遊してきます。
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という仮説を立てています。
![](https://tsuritoiroiro.com/wp-content/uploads/2023/10/ae3fd8c989ee40940ba8a67a19588c29-300x169.jpg)
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まとめ
![](https://tsuritoiroiro.com/wp-content/uploads/2023/09/CAB5FBD3-63CE-4D55-9D8A-E03F65C0DF06.jpeg)
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ただ巻きエギングの釣り方・タックル・釣り場を解説しました。
- 釣り方→リールを巻くだけ。夜は表層、昼は底を狙う。
- タックル→いつものエギングタックルでOK ただしリーダーは太め(3号)。
- エギ→2.5号ベーシックタイプ、3号・3.5号シャロー/スーパーシャロータイプ
- 釣り場→防波堤・ゴロタ浜・海水浴場
特別なタックル不要で釣り方が簡単な”ただ巻きエギング”。
シャロー/スーパーシャロータイプのエギを準備して、次の釣行で試してみてくださいね!