- ねじ込み式ハンドルで巻きが滑らか
- 安いのに軽量で釣りが快適
- 1万円未満のハイギアのリールではコスパ最強
- 予算1万円未満では文句なく買いのリール
- 防水性は不安
- パワーは上位機種より劣る
- 23レガリスの性能ってどんな感じ?
- 23レガリスは買いなの?
- エギング用リールのおすすめが知りたい。
- フロートリグ用リールはどんなリールがいい?
- 23レガリスの口コミが知りたい
こんな釣り人の悩みに答えるインプレ記事です。
サーフエギングで使用して、実際にアオリイカを釣って使用感を確かめました。
結論
予算1万円未満なら即買いレベルのリール。軽い、滑らか、釣りやすい。お小遣い制のサラリーマンアングラーに超絶オススメ。買いです。
使用感
- 巻き心地:巻き始めが軽い。マグシールドなしの軽さも有り。
- 重量:185g 上位機種の21カルディアより軽い
- ハンドル:ねじ込み式でガタツキなし。
- パワー:大口径ギアには劣る。
- ドラグ:瞬間的な負荷がかかるとラインが出やすい。
- トラブル:PE0.6号でライントラブルなし。
- 主な用途:エギング・フロートリグに最適。チニングにも使えそう。
5千円前後の低価格帯〜2万円の中価格帯のリールを厳選して購入し、多用するサラリーマンアングラーの筆者。
高価なリールを買えないからこそ、2万円までのリールの違いがよく分かるようになってきました。
23レガリスは1万円前後のリールでは頭一つ抜けたスペック。
予算1万円でエギング・フロートリグ用リールを探している釣り人は即買いレベルです。
安い・滑らか・軽い、三拍子そろったリールです。
この記事を読めば、23レガリスLT2500S-XHがコスパ最強である理由、本格的に釣りをしたい人におすすめである理由がわかります。
エギング・フロートリグのリール選びで迷っていたら、23レガリスを選べば間違いないですよ。
- 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
- 明石近郊がホームグラウンド
- 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
- サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤
23レガリスLT2500S-XHのスペック
23レガリス LT2500S-XH | |
---|---|
自重 | 185g |
ベアリング数 | 5 |
巻取り長さ | 87cm |
標準糸巻量 | PE0.6号 200m |
価格 | Amazonで9,700円前後 |
購入する |
23レガリスLT2500S-XHの特徴
- 1万円未満でも、ねじ込み式ハンドルで巻きが滑らか
- 安いのに軽量で釣りが快適
- 1万円未満のハイギアリールではコスパ最強
1万円未満でもねじ込み式ハンドルで巻きが滑らか
23レガリスLT2500S-XHのハンドルはねじ込み式なので、ハンドルを滑らかに巻けます。
リールを巻くときの小さなガタツキを感じません。
小さいガタツキが無いことで、リールを巻くときのストレスがなくなり、アタリに集中しやすくなります。
フロートリグで繊細なアジ・メバルのアタリを感じるのにぴったり。
エギングでは「しゃくる→巻く」の動作を繰り返すので、巻き始めが軽いほうがストレスなくしゃくれます。
ねじ込み式ハンドルはガタツキが少ない理由
ハンドルをリールに直接取り付けるため、リールとハンドル間に隙間が無くなるので、小さなガタツキを感じません。
23レガリスのハンドル構造
一方、供回り式のハンドルはガタツキを感じます。
供回り式のハンドル構造
供回り式は、ハンドルとリール本体が固定されていないため、ハンドルとリール本体の間に隙間ができて、小さなガタツキを感じます。
釣りに慣れて道具にこだわりだすと、ねじ込み式のハンドルでないとリールのガタツキでストレスを感じるようになります。
1万円未満のねじ込み式ハンドルは23レガリスのみ
- ねじ込み式ハンドル
- 1万円未満
- 2500番で200g未満
この条件を満たすリールは、ダイワ/シマノでは23レガリスのみ。
1万円未満でも、軽くてガタツキなく釣りが快適なリールをゲットできます。
安くても軽量で釣りが快適
レガリスLT2500S-XHは185g
200gを切る重量は、長時間釣りをしても疲れにくい重さです。
竿を動かすエギングでは、リールが軽いほうが圧倒的に釣りやすいです。目安は200g未満。
旧モデルの18レガリスより20g軽量化
- 旧18レガリスLT2500S-XH:205g
- 新23レガリスLT2500S-XH:185g
23レガリスが発売されるまで
- ダイワのリール
- ハイギア
- 重量が200g未満
を満たす一番安いリールは21カルディアでした。
21カルディアの価格は18,000円前後…
- 21カルディアLT2500S-XH 18,000円前後 190g
- 23レガリスLT2500S-XH 9,000円台 185g
23レガリスは上位機種の半額近い価格で、ハイギアかつ200g未満の仕様。
サラリーマンのお小遣いでも、軽くて釣りやすいリールをゲットできるので最高です。
ダイワの最新技術搭載で軽量化
23レガリスはダイワの最新技術が搭載されているため、旧モデルより大幅に軽量化され、釣り易さが向上しています。
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- ザイオンV
- ATDドラグTYPE-L
- タフデジギア
ダイワは2023年度発売のリールに、新たな設計思想”エアドライブデザイン”を取り入れました。
ダイワの次世代すピンニングリールの設計思想。軽さと釣り易さを目指した4つのテクノロジーの総称。
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
エアドライブデザインのうち、23レガリスは”エアドライブローター”と”エアドライブベール”を採用。
さらに、リールの素材が”ザイオンV”(ダイワが開発したカーボン含有の樹脂素材)になったことで旧モデルより-20gの軽量化を実現しました。
軽量なエアドライブローターは巻き出しが軽いです。
1万円未満のハイギアのリールではコスパ最強
軽さと巻きの滑らかさを兼ね備えたハイギアのリールが1万円未満で購入できます。
コスパに優れたリールであることが、3つ目の大きな特徴です。
5千円くらいの初心者向けリールはいやだ。
でも2万円も出せない。
1万円くらいで釣りやすくて、釣りが上達しても使い続けれるリールがほしい。
こんなよくばりな基準でリールを選びたい釣り人に、ドンピシャのリールです。
2万円以下のリールと比較してみた
価格と重量を他のリールと比較すると、23レガリスのコスパの良さが際立ちます。
- 価格2万円以下
- ハイギア
- リール番手2500番
- ねじ込み式ハンドル
- シングルハンドル
- 浅溝スプール
23レガリス LT2500S-XH | 21カルディア LT2500S-XH | 22サハラ 2500SHG | 21ナスキー 2500SHG | 21アルテグラ 2500SHG | 22ミラベル 2500SHG | |
---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | ダイワ | ダイワ | シマノ | シマノ | シマノ | シマノ |
重量 | 185g | 190g | 240g | 240g | 220g | 205g |
価格 | 10,000円前後 | 18,000円前後 | 7,000円前後 | 10,000円前後 | 13,000前後 | 12,000円前後 |
重量と価格で最も肉薄するのは、22ミラベル。
それでも23レガリスの方が「重量−20g・価格−2,000円」です。
22サハラ、22ナスキーは価格で勝負できても、リール重量が重すぎます。
価格・重量ともに23レガリスは優秀
重たいリールのデメリット
- エギングの場合:何度も竿をふるので、疲れてきます。釣れないと釣りがイヤになります。
- フロートリグの場合:リールを持つ手に力が入りすぎて、アタリ対する反応が遅れます。
他のハイギアのリールと比較すると、23レガリスは軽さ・価格でコスパ最強。
ハイギアのリールを検討してて、1万円出せるなら23レガリス一択です。
23レガリスLT2500S-XHの使用感
- 巻き心地:巻き始めが軽い。マグシールドなしの軽さも有り。
- 重量:185g 上位機種の21カルディアより軽い
- ハンドル:ねじ込み式でガタツキなし。
- パワー:大口径ギアには劣る。
- ドラグ:瞬間的な負荷がかかるとラインが出やすい。
- トラブル:PE0.6号でライントラブルなし。
- 主な用途:エギング・フロートメバリング・チニングに使えそう。
ハンドル巻き始めが軽くて快適
ハイギアのリールは巻き始めが重たくなりがちですが、23レガリスは巻き始めが軽かったです。
エギングのように1日何回もキャストして何回もリールを巻く釣りでは、ストレスフリーになるメリットあり。
リールを巻く動作が多い”ただ巻きエギング”にも使いやすかったです。
フロートリグにも使える
23レガリスはフロートリグにも使えるリールです。
フロートリグでメバルを使う場合、1秒間でハンドルを1回転させるくらいゆっくり巻きます。
巻き出しが軽い23レガリスは、変な力が入らずにワームを一定速度で巻きやすいメリットがありますよ。
向かい風5mでもライントラブルなし
向かい風5mの状況で釣りをしましたが、ライントラブルなく釣りができました。
風ラインがたわむと、リールのベールにラインが絡みやすくなりますが
強風下で釣りをしても、23レガリスでのライントラブルはゼロ。
高価なリールでなくても、ライントラブルなく快適に釣りができます。
ATDドラグTYPE-Lの恩恵
23レガリスに搭載されたダイワの新しいドラグ”ATDドラグTYPE-L”は
瞬間的な引っ張りに対してラインが出やすい仕様です。
エギングで、シャクったときにイカが乗っていたのでリールに負荷が掛かったとき、通常のATDドラグよりもラインの出る量が多いと感じました。
大型アオリや梅雨時期のパワフルなメバルなど、引きが急に強くなってもラインが出やすいので、ラインが切れるリスクを低減できます。
アコウやガシラなど、根に潜っていく魚に対してはドラグをキツめにしたほうが良さそうですね。
23レガリスLT2500S-XHの弱点
防水性は不安 気にしすぎる必要はない
23レガリスはマグシールド(ダイワの防水性技術)が使われていないため、防水性が弱いです。
出典:DAIWA公式HP
マグシールドとは、磁性流体であるマグオイルを用いた画期的なリールの防水・防塵機構です。
マグシールドの構造
出典:DAIWA公式HP
リール内部に水が入るとサビ発生の原因になり、リールの劣化が早くなります。
波をかぶるような船や磯場でマグシールド非搭載のリール使うには、注意が必要ですね。
防波堤での釣りはマグシールド不要
防波堤での釣りで、波しぶきをかぶるような状況は…レアですよね。
なので、波をかぶってリール内部に海水が入る状況は限りなく低いです。
マグシールドなしを気にしすぎる必要は無いと、筆者は考えます。
週1の数時間しか釣りに行けないサラリーマンアングラーは、潮風によるリール内部への塩分侵入も気にしすぎることはありません。
パワーは上位機種(21カルディア)に劣る感じ
23レガリスに使用されているギアサイズは、普通サイズのギアです。
大型ギアが使われている上位機種と比較して、パワーは劣ります。
ボディ構造の違いで、ギアサイズが違う
23レガリスのボディ構造は従来リールと同じ。
21カルディアの”モノコック構造”と呼ばれるボディのほうが、大型ギアを搭載できます。
DAIWA公式HPによると、モノコックボディで大型ギアを搭載できるリールのほうが、巻き上げ効率は約15%アップ。
上位機種(21カルディア)のモノコック構造リールのギア部分
23レガリスのギア部分
見た目の大きさが全然違いますよね。
大型ギアが使える21カルディアでは、ガシラを根からすぐに引き離せるパワーを実感しました。
23レガリスのギアでも大物は釣れる
23レガリスより小さいボディ、小さいギアの下位機種(20クレスト)でも、20cmオーバーのメバルが釣れます。
小さいギアだからといって、大物が釣れないことは無いですよ。
23クレストは、安い時は3,000円台で購入できます。
安さ優先でアジング・メバリングのリールを探すなら、クレストがおすすめ。
23レガリスLT2500S-XHがおすすめの人
23レガリスはこんな釣り人におすすめです。
- 本格的にエギング、メバリングをやってみたい。でも高すぎるリールは買えない。
- 安過ぎるリールはイヤだけど、2万円も出せない。せめて1万円前後でいいリールが欲しい。
- そこそこ性能の良いハイギアのリールを使ってみたい。
ハイギアのリールで、軽さと価格を考えるとコスパ最強。巻き心地も問題ないレベル。
ボーナスが出れば、お財布を気にすることなく本格的なリールが買えちゃいます。
23レガリスLT2500S-XHの口コミ
23レガリスが届いた〜♪
— 冨岡洋介 (@Loffel) October 4, 2023
セカンドリールが欲しいなぁ〜と思っていたところに発売が発表され、お値段に対して機能が盛り盛りで気になっていたこの機種。
実物を触ってみた感じめちゃめちゃ良い感じ!セカンドと言わず堂々とスタメンで使えちゃう!!#釣り #釣具 #リール #ダイワ #23レガリス pic.twitter.com/LRY6xtDbdQ
今日23レガリスの2500XH使ってましたがエギング等のライトゲームはいい感じでした。
— ソルトミノーイング (@Sa91864164) October 9, 2023
そういえば魔界に行った時、23レガリス触ったけど思わず「えっ!?」って声が出るほど凄すぎた。YouTubeやネットで絶賛される方が多い理由分かりました。マジで1万円を切るリールのフィーリングじゃない。2000、3000、5000番どれも良かった。ダイワ派な私も進化に着いていけないレベル。謎技術すぎる。
— のど飴太郎@低浮上 (@taronodoame) October 6, 2023
好意的な口コミが目立ちます。
やはり”価格以上に使えるリール”という評価は間違ってないようです。
まとめ
結論
予算1万円未満で本格的なリールがほしい、お小遣い制のサラリーマンアングラーに超絶オススメリール
使用感
- 巻き心地:巻き始めが軽い。マグシールドなしの軽さも有り。
- 重量:185g 上位機種の21カルディアより軽い
- ハンドル:ねじ込み式でガタツキなし。
- パワー:大口径ギアには劣る。
- ドラグ:未検証。
- トラブル:PE0.6号でライントラブルなし。
- 主な用途:エギング・フロートリグに最適。チニングにも使えそう。
23レガリスはこんな釣り人におすすめです。
- 本格的にエギング、メバリングをやってみたい。でも高すぎるリールは買えない。
- 安過ぎるリールはイヤだけど、2万円も出せない。せめて1万円前後でいいリールが欲しい。
- そこそこ性能の良いハイギアのリールを使ってみたい。
予算1万円であれば、文句なしに買いのリールです。
ハイギア、ねじ込み式ハンドル、200g未満で1万円未満のリールは、23年9月時点では他にありません。
巻きが軽くて、エギング・フロートリグにぴったりです。
マグシールドが無いことは弱点ですが、海水をかぶるリスクが少ない防波堤からの釣りでは大きなデメリットにはならないです。
軽さと巻きの滑らかさを兼ね備えた23レガリスで、エギング・フロートリグにチャレンジしてみませんか?