メバリング用のジグヘッドは種類が多すぎて、どれが良いか分からない…
こんな悩みを解決します。
メバリング用ジグヘッドを買おうとしても、ジグヘッドの種類は多すぎます。
価格・重さ・フックサイズ、各メーカーから様々な種類のジグヘッドが発売されており、すべてを購入できませんよね。
この記事では、筆者が実際に使用して、これを買えば間違いないと感じたジグヘッドを8種類紹介します。
筆者はお小遣い制のサラリーマンアングラー。
釣具購入点数が制限されるので、価格と性能のバランスが取れた”本当に良いと感じたもの”しか使い続けません。
この記事を読めば、価格と性能のバランスが取れた、ずっと使い続けられるジグヘッドを選べますよ。
- 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
- 明石近郊がホームグラウンド
- 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
- サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤
ジグヘッドの選び方は4つ
- ジグヘッドの重さ
- ヘッドの形状
- ヘッドの素材
- フックの形状
ジグヘッドの重さ
重さ | 特徴 |
---|---|
1g未満 | 重さを感じにくいのでジグ単では使いづらい。近距離の釣りやフロート向き。 |
1g以上‐3g未満 | 最も使いやすい。ただ巻きの釣り方、ボトムをダートさせる釣り方にベスト。 |
3g以上 | 使いやすいが、重すぎてただ巻きに不向き。向かい風や潮が早いときに使う。 |
ジグ単は1.5gがあればOK
ジグ単で釣る場合、1.5gを選べば大体の釣り場に対応できます。
理由
- 飛距離は15m前後、かけ上がり付近を狙える飛距離が出る。
- ボトムを狙うときもジグヘッドの重さを感じれるので釣りやすい。
- ただ巻きの場合、重すぎないのでワームがある程度ナチュラルに動いてくれる。
お金に余裕があれば、3g〜4gのジグヘッドも1種類準備しておくと安心。
潮が早いときや風が強いときに活躍します。
フロートリグでは0.2g〜0.3gが基本
水面付近をゆっくり引いてくるフロートリグでは、軽量ジグヘッドが基本。
0.5g以上は早く沈みすぎるので、フロートリグに不向きです。
ヘッドの形状
形状 | 特徴 |
---|---|
丸(ラウンド)形 | 引き抵抗を感じやすく使いやすい。ただ巻きの釣り、ボトム狙いに使える。 |
矢じり形 | ワームをダートさせやすい。ボトムの釣りに効果的。 |
弾丸形 | 引き抵抗を感じにくいが、ワームをレンジキープさせやすい。ただ巻きの釣りに有効。 |
ジグ単は丸形と矢じり形の2種類がおすすめ
丸形は表層〜中層をただ巻きする場合、矢じり形はボトムをダートさせる場合に使います。
メバルの活性は日によって変わるので、ただ巻きで食わない日でも、ボトムをダートさせると釣れる可能性もあります。
ジグ単の場合は丸形と矢じり形の2種類を持っておくと、釣り方の選択肢が広がりますよ。
フロートリグは丸形
ただ巻きの釣りであるフロートリグは、丸形のジグヘッドが最適です。
フロートリグ用ジグヘッドは、重量が軽くてヘッド部分が小さすぎるので、丸形しか発売されていないと思います。
ヘッドの素材
素材 | 特徴 |
---|---|
鉛 | 最も安価で種類が多い。 |
タングステン | 鉛の1.7倍の比重。鉛と同じ重さでもヘッドを小さくできるので空気抵抗が少なく、飛距離UP |
その他 | スズ、亜鉛、樹脂など。鉛より比重が低いものが多数。筆者は使用したこと無い。 |
鉛かタングステンを選べば問題なし
ジグ単、フロートリグ、キャロライナリグ、どのリグでも鉛かタングステンのどちらでもOKです。
鉛もタングステンも、流通量が多くて入手しやすいです。
スズ、亜鉛、樹脂などの素材は販売数が少なく、コスパも悪いのでおすすめできません。
タングステンのほうが鉛よりもメリットが多いです。ただし割高なのが難点。
フックの形状
形状 | 特徴 |
---|---|
ノーマル | 針先がまっすぐのタイプ。掛かり具合は普通。 |
オープンゲイブ | 針先が外向きのタイプ。魚の口に掛かりやすい。 |
内向き | 針先が内向きのタイプ。少しかかりが悪いが、バレにくい。 |
オープンゲイブがおすすめ
魚の口に針掛かりしやすいオープンゲイブがおすすめです。
ノーマルタイプよりもバレやすい(魚の口から針が外れやすい)と言われますが、筆者の体感ではバレやすさを感じません。
ボトムを狙うときは根がかりしやすくなるので、ボトム狙いのときはノーマルタイプのほうが安全です。
ジグ単用ジグヘッド4選
ダイワ
月下美人アジングヘッドTG
メリット | デメリット |
---|---|
オープンゲイブなので魚が掛かりやすい オモリ部分が小さいので飛距離が出る フックサイズと重さの種類が豊富 入手しやすい | コスパ悪い 針が錆びやすい |
遠投できて、針掛かりしやすいオープンゲイブ、重さの種類も豊富で、ジグ単用に最もおすすめのジグヘッドです。
フックサイズは#12/#10/#8の3種類展開、重さは0.5g〜3.0gの8種類展開。
湾内の豆アジ狙いから潮が早い釣り場の大物メバル狙いまで、様々なシーンに対応できます。
メバリングには1.5gのフックサイズ#10が、ベストです。
唯一にして最大のデメリットは価格。
3個入りで400円〜600円と、1個あたり100円超え…
釣りのあとに水洗いすれば2〜3回は使えるので、1パック買って丁寧に使いたいですね。
ゼスタ
バレットリブヘッド
メリット | デメリット |
---|---|
ただ巻きでもダートでも使える大物がかかっても針が伸ばされにくい | 売っていない釣具店がある アイは小さ目 |
巻きの釣りもダートの釣りも、両方できる万能ジグヘッド。ヘッドの形が緩やかな矢じり形です。
1.5gのフックサイズ#8を買えば、ほとんどの釣り場に対応可能。
太軸の針なので、大物がかかっても伸ばされる心配なく、安心です。
1.5gのフックサイズは#8と#6の2種類展開。
春先の大物シーズンには#6、それ以外の時期は#8と、使い分けもできますよ。
メジャークラフト
ジグパラヘッドダートモデル
メリット | デメリット |
---|---|
コスパ最強 根がかりしても針が伸びて回収できる 安くてもダート性能問題なし ワームがズレないワームストッパー付き | フォール時はくるくる回って落ちる ただ巻きは釣りにくい |
5個入りで200円台のジグヘッド。
1個あたり60円未満、コスパは最強です。
少しデメリットなのは、ただ巻きのときに引き抵抗を感じにくいこと。
ダート用に特化してるので、デイメバリングや満月のときのボトム狙いに使いたいジグヘッドです。
ボトムをダートさせるときは根掛かりが多いので、ストックを持っておくと安心です。安いので買いやすいですよ。
タングステン本舗
TGティンブル
メリット | デメリット |
---|---|
タングステンではコスパ最強 ワームがズレにくい 飛距離が稼げる 大物にも対抗できるフックサイズ | 売っている釣具店がほぼ無い 24年1月現在ネットでも品切れ中 |
5個入りで400円台のタングステンジグヘッド。
1個あたり100円未満は、タングステンではハイコスパです。
残念なことに、24年1月現在でネット上に売っていません!
実店舗でも一部の釣具店しか販売しておらず、入手しにくいのが残念!
TGティンブルを製造している株式会社NSC工業によると、23年12月時点で生産再開とのこと。
お待たせして申し訳ございません。#TGディンプル 生産再開します。
— 株式会社NSC工業 (@NSC11528982) December 19, 2023
もう暫くお待ちください。 pic.twitter.com/fLbrkVOtpK
流通再開すれば、ぜひ試してみてください。
フロートリグ用ジグヘッド3選
ダイワ
月下美人極みSS
メリット | デメリット |
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小さいフックで低活性でも食わせやすい アイが大きいのでスナップを付けやすい 大物にも負けないフック | 売っている釣具店が少ない |
フロートリグで27cmのメバルを釣った実績のあるジグヘッド。
魚の活性がわからないときは、まずこのジグヘッドからスタートして様子を見るのもOK
フックが小さいので、魚が低活性でもワームを飲み込みやすいです。
フックの太さは細くなく、不意の大物にも対応。伸ばされる心配はありません。
コスパは悪いですが、低活性時の対策として1セット持っておきたいジグヘッドです。
オーナー
バランサーヘッド
メリット | デメリット |
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ワームストッパーでワームがズレにくい 多くの釣具店で売ってるので入手しやすい フロートリグ用の重さが豊富 アイが大きいのでスナップを付けやすい | フックサイズは1種類しかない |
フロートリグ用ジグヘッドで迷ったら、バランサーヘッドが最もおすすめ。
遠投してもワームストッパーでワームがズレにくいので、フルキャストして50m以上飛ばすフロートリグでもワームがずれないので安心です。
重さが0.2g、0.3g、0.4g、0.5g、0.6gと0.1g刻みで展開されており、0.5g未満がメインのフロートリグにとって重さもピッタリ。
フロートリグ用に1個買うとしたら、0.3gがおすすめです。
フックサイズが1種類しかないのが唯一の欠点ですが…
0.2g〜0.4gのフックサイズは#11なので、大きすぎることはなく、小型〜中型のメバルにも対応できます。
フックは細すぎないので、大物がヒットしても安心です。
ゼスタ
ブラックスター スターヘッド ダイバーダウンEX
メリット | デメリット |
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オープンゲイブなので魚が掛かりやすい 軽量ウェイトでも大きいフックサイズがある 重さの種類が多い | 売っている釣具店が少ない |
欠かせないジグヘッド
フロートリグで大物を狙うときに最もおすすめのジグヘッド。
#4、#6という大型フックで0.2gのウェイトが魅力。
大型フックで0.2gのジグヘッドは、ほとんどありません。
4月〜6月の大型が出やすい時期に、水面下数十センチをフロートリグでスローに狙う釣り方にぴったり。
梅雨メバル対策としてバッグに入れておくと、いざというときに役立ちますよ。
キャロライナリグ用ジグヘッド1選
マグバイト
小悪魔ジグヘッド
メリット | デメリット |
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根がかりしても針が伸びて回収できる ジグ単でアジング用としても使える 入手しやすい | コスパ悪い |
1パック持っていれば安心
キャロ用のおすすめは0.4gのフックサイズ#14です。
小さなフックで不安かもしれませんが、少し強めにフッキングすればしっかり掛かります。
というのが筆者の考え。
遠投するとアタリ〜フッキングへの反応速度に遅れが出るので、魚の口に入る確率が高い小型フックが有利と考えます。
オモリ部分が三角形なので、若干ダート性能がある部分もキャロ用にぴったりです。
まとめ
メバリング用オススメジグヘッドを8種類紹介しました。
釣り方別におすすめのジグヘッドは異なります。
大物を狙うか、中小型の数を狙うか、狙うサイズによってもジグヘッドは異なるので、どれが良いか悩みますよね。
今回の記事で紹介したジグヘッドを選べば、いろんな状況に対応できます。
メバルのキャッチ率を上げるために、今回紹介したジグヘッドをバッグ内に忍ばせておいてみてください。