梅雨メバル最盛期!
2000番のリールを使ってサーフメバリングに行ってきました。
使ったリールはダイワ 20クレストLT2000S
4千円台で購入できる安価なリールでも、Max24cmの元気のいいメバルが7匹釣れて釣果は満足。
一方、リールの使用感。
シャローフリークを使う場合は2500番のハイギアorエクストラハイギアがおすすめです。
- 2000番のリールで5g以上のフロートを使うときの使用感
- 2000番のリールでサーフメバリングをするデメリット
- シャローフリークを使うときのおすすめリール
シャローフリークを使いたいけど、リールの大きさがわからない…
こんな釣り人は、この記事で悩みが解決できますよ!
- 釣り歴25年・単身赴任のサラリーマンアングラー
- 明石近郊がホームグラウンド
- 子供2人車なし生活で、釣りは子供が寝てる時間のみ
- サラリーマンが短時間で釣果を出すために試行錯誤
2023/6/16釣果
・メバル 15cm〜24cm 7匹
タックル
- ロッド:ソアレSS S86ML-S
- リール:20クレストLT2000S
- ライン:シマノ ピットブル8 0.6号
- メインリーダー:3号
- スイベル:キャルフロートスイベル
- フロート:シャローフリークエクスパンダF17.5g
- ワーム側リーダー:1.5号
- ジグヘッド:0.2号
- ワーム:エーテル ブループ
ラインはシマノ ピットブル8 0.6号です。
150mであれば2,000円未満で買えるので、コスパ良しですね。
24cmゲット!やりとりが大変
最初のアタリは開始30分後。
小さい前アタリのあと、合わせずにリールを巻いているとゴンゴンと竿を持っていくアタリ!
24cmのメバルをゲット。
2000番のリールでも重たいフロートで釣れることが証明できました。
ただし、寄せてくるのが大変!
リール1回転の巻取り量が68cmであり、いつも使っている2500番のリールよりも6cmほど少ないです。
巻取り量が数センチ少ないだけで、魚とのやり取りがけっこう大変になると感じました。
3連続ヒット!活性高い
1匹目が釣れたあと、なんと3連続でヒット!
3連発の3匹目のメバルは、特に引きが強かったです。
掛けた瞬間、思いっきり沖に向かって走ってドラグがジージー出ていきました。
フロート用ロッド ソアレSS S86ML-Sのパワーを活かしてメバルの引きに耐え、やり取り開始。
20m付近まで寄せてきたとき、今度は根に向かって走り出します。
ドラグを締めて根に潜られないように耐えますが、いつもより早くリールを巻かないと魚を根から離せませんでした。
2000番のノーマルギアのリールは、2500番のリールに比べてリール1回転あたりの糸を巻き取る量が少なめ。
障害物周りで釣りをするときはいつもより早くリールを巻かないといけません。
早めにリールを巻こうとすると、手元がブレるので竿が上下に動き、テンションがゆるくなってバラす確率が増えてしまいます。
海藻やゴロタ石が多いポイントは2500番以上のリールか、2000番でもハイギアのリールがいいと感じます。
3連続ヒットのあと、投げる場所を変えてもう1匹追加。
どのメバルもサイズ以上によく引くので、めちゃくちゃ楽しめます。
20m付近で2匹
連続でアタリがあったあと、ピタッとあたりが無くなりました。
時合いが終わった模様。
潮の流れも早くなり、状況がガラッとかわりました。
もう少し釣りたいので粘っていると、0時になる前くらいにアタリ。
根のある20m付近で2匹釣れました。
この2匹も元気いっぱい。
サイズの割に引きが強いので、梅雨時期のメバリングはめっちゃ楽しいですね。
2000番のリールで5g以上のフロートは使えるのか
結論
2000番のリールで5g以上のフロートを使う場合、釣りはできますがデメリットが多いです。
- 大物がヒットすると、やりとりが大変
- 根に潜られてバラすリスクが高くなる
- 高切れすると釣り終了
- 飛距離が落ちる
大物がヒットすると大変
2000番のリールは2500番以上のリールよりもリールを巻く回数が増えるので、魚とのやり取りが大変になります。
理由はリール1回転で巻き取れるラインの量の違い。
2000番のリールは1回転で巻き取れるラインの量が少ないので、魚を寄せるためにたくさんリールを巻かないといけません。
例えば
2000番 ノーマルギア | 2000番 ハイギア | 2500番 ノーマルギア | 2500番 エクストラ ハイギア | |
---|---|---|---|---|
リール 1回転の 巻取り量 | 67cm | 76cm | 73cm | 87cm |
50m巻く場合 リールの回転数 | 75回 | 66回 | 69回 | 58回 |
2000番のノーマルギアと2500番のハイギアを比較すると、50m投げたときにはリールを巻く回数が20回近く違います。
数字的には実感できないかもしれませんが
実際に使い分けると、ハイギアのリールはかなり楽ちん。
2500番ハイギアの次に2000番のノーマルギアを使ってみたので
大物とのやりとりが結構しんどく感じました。
根に潜られてバラすリスクが高くなる
リール1回転の巻取り料が少ない2000番のリールは、海藻やゴロタ石のような障害物付近の釣りで不利です。
魚を寄せてくるスピードが落ちると、障害物付近から魚を遠ざける速さが落ちて、魚が海藻や岩に潜り込みやすくなります。
つまり、バラす確率アップ……
今回の釣行でも、根に向かって魚が突っ込むことが多く、リールを巻くスピードを早めないと行けませんでした。
リールを早く巻く→竿がぶれてテンションがゆるくなる→これまたバラす確率アップ……
シャローフリークなど5g以上のフロートでアジング・メバリングをするときは、リール1回転の糸巻き量が多い2500番以上をおすすめします。
高切れすると釣り終了のリスク高い
2000番のリールで遠投したとき、PEラインが高切れすると釣り終了になるリスクが高まります。
2000番のリールに巻けるラインの太さと長さは、PEライン0.6号 150mが一般的。
仮に、50m遠投してる状態で竿先付近でPEラインが切れると、残りのラインは100m
残り100mの状態で50m遠投する場合、仕掛けを流して釣ったり、再度高切れした場合に釣り終了となるリスクが高くなります。
0.6号 200m巻けるリールサイズがベストと言えます。
2000番 ノーマルギア | 2000番 ハイギア | 2500番 ノーマルギア | 2500番 エクストラ ハイギア | |
---|---|---|---|---|
リールに巻ける ラインの量 | PE0.6号 150m | PE0.6号 150m | PE0.6号 200m | PE0.6号 200m |
飛距離が落ちる
2000番のリールはスプールが小さいので糸が出ていくときにスプールに当たる抵抗が多くなり、飛距離が若干落ちます。
シャローフリークエクスパンダF17.8g PE0.6号での飛距離
- 2000番のリール:飛距離55m
- 2500番のリール:飛距離70m
飛距離の差は約15mでした。
今回の釣行のように2000番のリールでもシャローフリーク・シャローフリークエクスパンダは使えますが
55mではなく70m先にメバルのポイントがある可能性もあるので、飛距離は多いに越したことはないですね。
やっぱり2500番以上がおすすめ
5g以上のフロートを使う場合、50m以上沖から大物を素早く寄せる必要があるので、慣れないうちは2500番のハイギアorエクストラハイギアのリールが釣りやすいです。
価格、パワー、リールの軽さなど、総合的に考えると21カルディアLT2500S-XHがおすすめ。
大型ギア搭載で、大物にも負けないパワーがあります。
まとめ
20クレストLT2000Sでシャローフリークエクスパンダを使ってサーフメバリングをした釣行記でした。
最大24cmを筆頭に7匹釣れて、満足感が高い釣行。
ただ、5g以上のフロートを使うときのリールは2000番ではデメリットが多いと感じました。
- 大物がヒットすると、やりとりが大変
- 根に潜られてバラすリスクが高くなる
- 高切れすると釣り終了になるリスクが高くなる
- 飛距離が落ちる
5g以上のフロートを使う場合、リールは2500番か3000番がおすすめです。
巻き取り量、ラインキャパ共に理想的。
リール重量は軽い方がいいですが、価格と相談ですね。
シャローフリーク・シャローフリークエクスパンダを使うときのリール選びの参考にしてください。