
エギ選びで迷っているエギンガーの方、釣果が伸び悩んでいるエギンガーの方
餌木猿ツツイカ2.5号を使えば、他のエギンガーと釣果に差をつけられる?
かもしれません。
”ツツイカ用”として発売されている餌木猿ツツイカ2.5号ですが
波止・サーフからのエギングで実際に使ったところ
秋のアオリイカ狙いにぴったりのエギだと分かりました。
この記事では餌木猿ツツイカ2.5号の特徴、使用感、実際の釣果を解説します。
新しいエギが欲しいと思っている方は、この記事で餌木猿ツツイカ2.5号をチェックしてみてください。
特徴・使ってみた感想

- 重量:約13.0g
- サイズ:11.4mm
- 沈下速度:6〜7m/秒
- 3.0号SSより早く2.5号Nより遅い
- ボディの素材:桐
- ダート性能:普通
他メーカーの2.5号より重たい

- ヤマシタ:11g
- ダイワ:10.5g
- シマノ:10g
餌木猿ツツイカ2.5号は約13.0g
他メーカーのエギより2~3g重たいです。
重たい分、飛距離もUP
実際にキャストした結果、餌木猿ツツイカ2.5は2.5号ノーマルより5mくらい飛距離UPしました。
2.5号ノーマルよりも重量が約3g重たいため、当然の結果かもしれません。
飛距離が出て沈下速度がゆっくりという特徴により、2.5号ノーマルより浅いポイントで積極的に使用できるエギです。
3.0号SSより早く2.5号Nより遅い
自宅の浴槽で沈下速度を検証した結果、餌木猿ツツイカ2.5号の沈下速度は6〜7m/秒でした。
エギ王K2.5号N(沈下速度:約5m/秒)より遅く
エギ王3.0号SS(沈下速度:約8m/秒)より早く
沈んだので、これら2個のエギの間の沈下速度となります。
沈下速度を動画でご覧ください。
エギ王Kノーマル2.5号(10.0g)との比較
右:餌木猿ツツイカ2.5号
エギ王Kスーパーシャロー3.0号(14,5g)との比較
右:餌木猿ツツイカ2.5号
- 場所:筆者の自宅の浴槽
- 水深:55cm
- 水:真水
- 風:無し
- 比較対象1:エギ王Kノーマル2.5号
- 比較対象2:エギ王Kスーパーシャロー3.0号
釣り人が大量に押し寄せてすぐにスレてしまう秋イカシーズンで、他の人より飛距離を稼いでゆっくりアピールできるエギということになります。
桐ボディが乗せやすい?

餌木猿ツツイカのボディ素材は桐です。
- 天然素材がゆえの不均衡さがしゃくった時にトリッキーなアクションになって釣れる
- 水が染み込んで比重が変わって個体ごとに独自の動きが出て釣れる
などが理由で釣れやすいと言われています。
実際のところはイカに聞いてみないと分かりません。
が、桐で自重が重くなるのは間違いありません。
実際に水を含ませて重さを計測した結果、1gほど重くなっていました。

縦の動きは普通 横のダートは苦手
餌木猿ツツイカ2.5号をしゃくった時、縦の跳ね上げは他のエギとそんなに変わりません。
横のダートが苦手でした。
アクションは縦に大きく跳ね上げるか、ただ巻きが最適と思います。
実釣では、ただ巻きで釣れる確率が高かったです。

秋イカのサーフエギングとの相性が良い

餌木猿ツツイカ2.5号は秋のサーフエギングとかなり相性が良いです。
理由は、飛距離が稼げて沈下速度がゆっくりであること。
特に変化の少ないサーフでは、沖の潮目やシモリ周りを探るために少しでも遠投できるエギがベター。
自重のある3.0号や3.5号で遠投したらいいのですが、シーズン序盤の秋イカ狙いでは3.0号や3.5号のエギはサイズが大きすぎてイカが乗らない可能性があります。
そんな時に、サイズが小さくても遠投できる餌木猿ツツイカ2.5号がベストな選択となります。
実際、9月初旬のサーフエギングは、ほぼ餌木猿2.5号で釣りました。


餌木猿ツツイカ2.5号での釣果

2週間で合計30杯以上
- 9/5:5杯
- 9/6:6杯
- 9/11:12杯
- 9/15:1杯
- 9/19:7杯
2025年9月の2週間で合計30杯以上釣れました。
釣り時間は1回の釣行が約2時間前後、波止1回サーフ4回と考えると、悪く無い釣果といえます。
HPには”イカメタル専用”と記載がありますが、波止やサーフからのエギングでも問題なく使えます。
むしろ他のエギより釣れる気がします。
実績カラー
実績カラー1 紫マツバ

実績カラー2 水色マツバ

餌木猿ツツイカを使い始めた2025年の実績カラーは紫マツバと水色マツバです。
他も試してみたいですが、この2色で問題なく釣れるので無理せず買う必要はないかな、と思ってます。
不満点
少し高い

Amazonや楽天での価格は送料込みで1,600円前後。
エギ王K2.5号Nが1,200円前後と考えると、少し高いです。
欲しいカラーが売ってないことがある

10種類のカラーがありますが、釣具店での販売数は他のエギに比べて少ないと感じます。
筆者の最寄りの釣具店では5種類しか売っていませんでした。
そのため、釣具店で買う場合は欲しいカラーが売ってないことがあるかもしれません。
WEBで確実に購入することをお勧めします。
まとめ

エギ猿ツツイカ2.5号の特徴と、波止・サーフエギングでも問題なく使えることを解説しました。
”ツツイカ専用”と書かれていますが、波止・サーフからの秋イカ狙いにはベストなエギなのかもしれません。
サイズが2.5号と同じくらいで、飛距離が出て沈下速度がゆっくり。
広範囲を探れて、ゆっくり沈むのでイカへのアピール時間が長くなります。
ちょっと高いですが、ハイプレッシャーな釣り場で他のエギンガーと差をつけることができるかもしれませんよ。